年間計画で考える傘の運用その1

さて、前回、冬の大掃除の時期にお持ちになっている傘の総点検をお勧めしたわけですが、年間を通してどのような傘を何本程度持つのかお勧めなのかについて考えてみました。
前々回に傘はクリスマスセール時期に買うとお得だという話もありましたし、傘の所持に関する年間計画をここで見ていただけたらと思います。

前提として朝から1日雨が降っている日、昼からやむ日、朝は降っていないが昼から降る日、降らない予定の日の4つのカテゴリーに分かれます。もちろんもっと複雑なのが同然ではあるのですが、思考実験ですので、この辺の場合分けは簡単に考えておきます。

また年間を通して、降雨の日数がどれほどになるのかという事も基本的には地域によるので、平均というもので代替します。年間の降雨はざっくり1週間に二度程度の100日前後ですが、自分が出かけるタイミングでの雨という事になりますと体感的には週一程度の50日ぐらいだと思います。四季に分けますと春15日、夏15日、秋15日、冬5日といったところです。

ということで、以上のようなざっくりとした条件下で傘をどのように購入しておけばよいのかという話です。

ベースは夏の梅雨シーズンという事になりますが、このシーズンにはどうしても長傘が必要になってきます降水量も多く、日数も多く、朝から晩まで降ることが多いので、わざわざ畳むタイプの傘の選択は微妙という事になりやすいです。出かけるタイミングでは降っていないとしても降り出せば強い雨になりやすいため、最低でも大き目な折り畳み傘は必要になってくるでしょう。このあたりの選択は好みの問題ではありますが、大きな折り畳みは意外と便利なものではあります。

さて、次に雨と言えば夏から秋にかけた台風シーズンです。私たちのような傘好きの人間にとっては、台風では傘はささない方が良いというのがあるのですが、さすがに突風の中以外では長傘を使用したくなる場面はありますので、こちらは長傘限定で良いと思います。やはり、台風シーズンには折傘ですと少々不安です。
また、台風後の秋雨の時期に関しては折傘で十分かと思われます。気温もそれほど寒くはなく、雨粒も平均的には小さいので、多少の濡れならば大丈夫でありますから、行き帰りのどちらかだけ使う事も多い場合は折傘で良いと思います。

(長くなりそうですので年をまたいで次回に続けます。来年もまたよろしくお願いします)。

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