9月になっても日傘は必要
8月が台風によって締めくくられた形となりました。これで一旦猛暑日なるようなことは無くなるのかなといった感じにはなってますが、9月以降も真夏日になるケースは続く感じになりそうです。
9月は四季の上からは秋に分類されるのが一般的ではあると思いますが、実際には夏日と真夏日が続いていることが多いわけですから、9月は「夏」と言って差し支えないわけです。当然ではありますが、日傘は夏のアイテムですからまだまだここから日傘の出番が続くという事になります。
一昔前は、8月にラストサマーセール的なものがあり、売れ残った日傘がセールで大量に売られるという事がありましたが、現在は9月ですら実需のシーズンですから、日傘のセールも過去ほどではなくなってしまいました。
付け加えて申し上げれば、一昔前の日傘は夏のアイテムであったわけですが、現在では冬以外は使っても普通なアイテムへと変化してきています。そのために販売側の考え方も変わって、実需が終わるまでは出来るだけ廉価販売を避けるようになったわけです。
では、いつになったら実需のシーズンが終わるのか?という話ですが、これは最近では良くわからないようです。ですから販売側のセール戦略が夏の終わりのセールという方法から、春の初めのセールという方向へシフトしてきているというのもなかなか面白いところですね。
実際、4月ごろに新作日傘を出す会社さんは多いのですが、その手前で昨年の売れ残り日傘在庫一掃セールをされる会社が増えてるようです。もちろん決算の関係なども絡むようですが、これまでとセールのタイミングが変わってきておりますので、ちょっと気にしてもらえると良いかなと言う話でした。
とにかく、この一、二年の気候の変化は企業行動すら変えてしまうという事ですから、本当に大きな変化が出てきているのだなと感じさせられます。さすがに数年に一度は冷夏もあるとは思いますが、頻度が落ちてているのではないかなと、そのような実感が湧く今日この頃ではありますね。
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