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つまみぐいエッセイ集①


記事にするのは寸足らずの、たのしい日常。


一、親の後悔を子で叶えるなと言うけれど

アメリカは歯列矯正が安いと知人に聞き、歯科に話を聞きに行った夫。

"チャチャっとインビザライン"を期待していたが、そうはいかないタイプと知る。

残念がり、生後4ヶ月の我が子を見てぽつり。

『この子が歯並び悪かったら、若いときに矯正させてあげよう』

無論、まだ一本も生えていない。

二、毛刈りを逃れる羊

哺乳瓶関連の煮沸消毒は、毎日一回行なっている。

哺乳瓶ボトルは7つあり、一つか二つは大抵母乳かミルクが入って冷蔵庫にある。

つまり煮沸消毒を逃れているボトルが毎回1〜2個ある。

毛刈りを逃れる羊じゃないけれど、毎日消毒を逃れているボトルがあるのではないか。

かるーく不安だ。


三、在米日本人の髪型

渡米と同時に夫は髪を伸ばし始め、わたしは赤く染めた。
お互い、日本で社会人をしていればこんなチャンスないからね。

日本領事館の近くで同じくロン毛父×赤髪母×赤ちゃん連れの日本人家族を発見。
なんだか話しかけたくなる。

ちなみに友人はわたしたちを「ジョンレノンとオノヨーコみたい!」という。
うむ、褒めてるのか分からない。

四、たらちねを超える枕詞を探す

たらちねのーとはよく言ったもので、
授乳を開始したら、胸の在処がよくわからなくなった。

和歌をたしなみたいお年頃なので、
『たらちねのー母』に匹敵する現代版枕詞を探している。
現時点の一位は

『へそだしのーギャル』。


おあとがよろしいようで。。


<あとがき>
なかなかエッセイにするには小さすぎるパーツたちってありますよね。忘れちゃうけど、大切なものって感じです。
ちなみに南カリフォルニア、すでにヘソ出しのギャルで溢れております。

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