つまみぐいエッセイ集②
記事にするには寸足らずの、たのしい日常。
一、頭の形をめぐるたたかい
赤ちゃんの頭の形がいいとか悪いとかいう時代。
だから、矯正の話が挙がらないように低月齢から頑張ってきた。
右ばかり向くので、深夜に寝込みを狙って左へ。左へ。
タオルを丸めて右を向かないようにして、左へ。
そしたら、真上を向くようになった。
両腕を広げて、気持ち良さそうに寝ている。
真上ばかりだと絶壁になる…?と考え、
また、左へ試みる。
しかしさすがに首がすわってからは、もう難しい。
左へ向けたあと、1分後に
『ゴソ』
といい、気付くと真上を向いている。
最近は、左へ向けると戻る反動で右に寝返りしようとよじるので、もう無理に等しい。
結局、生後5ヶ月で頭の形はまずまずだ。
お疲れ様でした。
二、前略プロフィール
たまにGoogleに自分の名前(旧姓)を入力して、エゴサしている。
過去の黒歴史が紛れ込んでいないか確認するためだ。
今回は夫と一緒にエゴサし始めた。
大学の論文と、陸上部時代の記録がヒットする。
ヨシヨシ、大丈夫だ。
夫が
『前略プロフィールないかな?』
と。
調べると、現在はサービスを終了しているらしい。
懐かしすぎる。
全然覚えてないけど、みんな
『性別:🚻←』
とかやってなかった?笑
間違いなく黒歴史に入るので、
サービス終了はちょっと助かる。
三、般若の寝かしつけ
我が子は、抱っこして寝かしつけするとき、わたしの脇腹に手を置くのが好きだ。
添い寝をするときは、わたしの鼠径部に脚を置くのが好きだ。
わたしはどちらもくすぐったくて仕方ない。
しかし大笑いしたら努力が半分くらい無駄になる。
よって、笑いを眉毛に逃す。
たまに口にも逃す。
そのときの顔は笑顔ではない。
般若の面に似ている。
般若は悲しみと怒りが合わさった表情とか言われるが、
笑いをこらえているかもしれないと思うと、
少し可愛くみえるかもね。
おあとがよろしいようで。
みなさま、よい一日を!
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