20170308 / 完全なQ体

無理やり社交的なふりをしてみんなの話の中心にいるときの、身体が透明になっていくような感覚が好きだった。フェイク野郎なので。はやく殺してください。

黒々とした海に吸い込まれていく一片の粉雪みたいな無力。分厚いガラス越しに世界を見ている感覚がいつまで経っても消えてくれないから、水を飲んでみたり、ごはんを食べてみたり、友達を作ってみたりしましたが、だめでした。
欲しいもの 自分だけの小さな神さま、デパス、丁寧な暮らし


大量の人が行き交うスクランブル交差点の中心に立って、「おれが自殺すれば、お前ら全員消えるんだからな!!」と絶叫するような、ささやかなテロを夢想する日々。生活を守って、摩耗して、日に日に何も切れなくなっていく詩情を武器に、何と戦えばいい?