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ビーズは絵の具のように使う

もう8月ですね。オリンピックに夢中になっていたら、あっという間に時が過ぎていました。

レース糸をキリッと編むタティングレースは、夏のアクセサリーとしても向いていると思っております。私としてはビーズの選択にこだわりたいため、結構いろんなサイズやカラーのビーズを買ってしまいます。

ブルーやグリーンだけでも、薄いのから濃い色から、マットなタイプ、キラキラが入っているものなど、いろいろ。制作するときは、目の前にズラリとビーズを並べて、絵の具を混ぜるように使うのが楽しいです。

私は2本の糸を使ってタティングレースを編みます。ビーズはその両方の糸に通します。編み始める前に、思い描くとおりの場所にそれぞれの色や形のビーズが配置されるよう計算し、ビーズを数えながら糸に通していきます。

複雑な色のデザインの場合、最初に慎重に、何度も確認して糸にビーズを通すようにします。そうでないと、随分編み進んでから必要なビーズを通し忘れていた事に気が付く、なんて事になり、なかなかのショックを受けます。

新しく色を決めるときは、仕上がりの予想をしているわけですが、それでも出来上がってみると、こんなはずではなかったとか、想像以上のデキとか、毎回予想とは違っています。いつも発見があって、ワクワクします。思いがけない糸とビーズの色合わせがあったり。

アクセサリーはちょっと離れたところから見るものですから、ちょっと色を遣い過ぎたかなと思っても、そんなにゴチャゴチャした感じにはなりません。離れて見たときの印象を大事にして作ります。私の場合、まるで絵の具を混ぜ合わせるようなイメージでビーズを配置すると、丁度良くできあがります。

今のところ涼しげに感じられるブルー系を多く使う事が多くなってしまっているのですが、逆に思いっきり暑そうな燃える赤色や、原色オンパレードのアクセサリーもカッコイイと思います。間に合ったら作りたい・・・けれど、8月にもなったら次は秋から冬ものを作らねば。いつも後手後手の私、今年はどうなることでしょう。

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タティングレースのアクセサリー作家をしています。




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