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暑さをなんとかしたい

今年の夏も暑いですね。たいして大きくない我が家の畑でも、日陰がない場所での作業はかなり身体に堪えます。

今は丁度、日陰の少ない我が家の畑は過酷極まりない時期です。そして収穫も多い時期です。上の写真のような収穫ができるようになると嬉しくなって、暑いのなんのと言いながらも収穫のためになら頑張ってしまえるものです。

この季節、日が昇るのが早くて、6時くらいでは日焼けもするし結構暑い。なので作業は朝5時くらいから始めたいところ。この時間帯を逃すと、もう夕方までなにもしたくないような極暑が待っています。

そう分かっているにも関わらず大抵寝坊し、出遅れがちです。猛暑の中を日焼け止めをガッチリ塗って、しっかり農作業服を着こんだ私が命がけで畑の雑草ひきをする、というのが週一で行われるルーティンです。

ご近所のお年寄りに聞くと、夏なんて4時頃起きているよ、と涼しい顔をして仰います。その方はもう90歳近いにもかかわらず、毎日腰を屈めて庭の雑草を綺麗に取り、縮小されはしたものの、お庭の畑でさまざまな季節のお野菜を上手に作っておられます。その畑が我が家とは大違いで、いつ見ても整然と整えられており、とっても気持ちが良いのです。そのご近所さんが日中の暑いさなかに畑に出ている事はほぼありません。なのにこれだけ畑も庭もスッキリ手入れが行き届いています。

確かに数分で体力を奪われる殺人的な暑さの中、サンサンと直射日光を浴びながら作業をしている人なんてほぼ見かけません。多分私がぐっすり眠っている早朝に作業を済ましてしまっているのでしょう。そうして昼間の危険な暑さの中にわざわざ出て行かないのです。なんでも闇雲に汗だくになってやれば良いというものではないということですね。

そうは言っても週一回一泊二日で来る我が家。時間がありませんので、やはり日中の作業はしないわけにはいきません。滝のように流れる汗をタオルで拭いているだけでは収まらない具合が悪くなるような暑さを感じるのは、もしかすると更年期のせいかもしれませんが、それにしてもなんとか涼みたい。

そんな時はホームセンターです。同じように考えて来る方も多いのか、さっきも会いましたねと言いたくなる回遊が行われていて、その波に自分も乗りながら汗がひくのを待ちます。徐々に身体が冷え、あのお父さんはあれだけネジ釘を見て飽きないのだろうか、などと考え始めたらそろそろ帰り時です。

最近新しく、暑さ対策グッズを見つけました。よくコマーシャルでも見かける制汗シート。それもメンズの「極冷」とか「極寒」とか書かれている、尋常ではなく冷やしてくれるシートがあるのですが、これが良いのです。若い頃は冷え性で、真夏でも上着を持ち歩くタイプだった私が、今や主人も使わないようなボディーシートを一日に何枚も使うようになるなんて・・・更年期おそるべし。

そして、世の中には「空調服」という、さらに素晴らしい暑さ対策グッズがあるらしいです。作業服にファンが付いていて、外気を取り入れ身体の表面に大量の空気を流すことで汗を気化させて涼しく過ごすことができる、というものらしいです。イイですねえぇ!

「空調服」に憧れつつ、まだしばらくは制汗シートで頑張りたいと思います。


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畑もしつつ、タティングレースのアクセサリー作家をしています。

インスタグラムに新作や過去作品を載せています。良かったら覗いてみて下さい。https://www.instagram.com/kasane_act

                            禾皐音kasane








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