おかえりモネが伝えたいことは「あなたがいないと寂しい」ってことなのかもしれない
おはようございます。りょうこです。
「おかえりモネ」にハマっています。平日の朝に楽しみがあるって幸せですね。今期はとても幸せなシーズンです。
2021年9月6日(月)。今日から第17週「わたしたちに出来ること」が始まります。
先週金曜日、TLに祭りをまきおこし、狂喜乱舞の視聴者とはうらはらに、静かに静かに気持ちを通わせたモネと菅波センセですが、今日は能登の森林組合に顔を出しました。季節はクリスマス。
4月から能登の診療所に専念するという菅波先生に、サヤカさんからモネへの問いかけ。「とめなかったの?さびしくないの?」に対して、登米の人たちのことを真剣に考えたことだからむしろ嬉しい、応援したいという表向きの言葉の後に、めずらしくモネが自分の気持ちを口に出しました。「さびしいです。会えなくなるのは...嫌です。」
思い起こすと、「おかえりモネ」は「会えなくて寂しい」、英語で言うと「I miss you(him , her)」の物語だなぁと思いました。
miss には、「欠く」「(必要なものが)ない」そして、「(人が)ここにいないことを寂しく思う」という意味があるそうで、習った当時から心にひっかかる単語でした。日本語にぴったり翻訳できる単語はないと思います。
モネと菅波先生は、今まで一度も「好き」とか「愛してる」とか、そういうことばを使ったことがありません。あるとしたら、「あの人を傷つけないようにしたい」「あなたを理解したいと思っている。」「目の前からいなくなるのがいやだと思っている。」そんな言い回し。
モネは菅波先生のことが好きなの?とずっと思っていましたが、今日の「会えなくなるのは寂しい」を聞いて、ちょっと安心しました(お母さん目線です)。
一方、この物語では「会えなくなって寂しい」が随所にちりばめられています。
りょーちんへの告白を年中行事としていたすーちゃんは、「恋愛は距離だよ。そばにいることが一番大事なの」と言います。あんなに大好きだったりょーちんですが、距離が離れることにより彼女のなかで、「りょーちん大好きは、故郷でのキャラ」に昇華しています。
りょーちんのお父さん、新次さんは、津波で亡くした最愛の妻、美波さんに会えなくなって寂しい。親友や息子、今生きている周りの大切な人たちが誰も見えなくなるくらい。
りょーちんは、亡くなったお母さんに、そしてかっこよくて自慢の漁師だったころのお父さんに、会えなくなって寂しい。
変わってしまった父から最愛の人を亡くすことの残酷さ知り、自分に愛する人ができたとき、その人を失ったときの恐怖に足がすくんでしまっている(りょーちんにはこの物語の誰よりも幸せになってほしいのよ)。
モネの両親は、東京に就職した娘に会えなくなって寂しい。でも、子どもはどこにいたって、元気に幸せにいてくれればよい、そういて欲しいと願っている。親心です。
みーちゃんは、おねーちゃんが東京に就職し、会えなくなって寂しい。寂しいと同時に、嫉妬や対抗心なんかもない交ぜになって、こちらは複雑な感情です。とはいえ、根っこの部分では仲が良くて姉を認めていること、モネに当たるのもおねーちゃんを信頼しているからこそという部分がわかるので、なんかみーちゃん本当にかわいいなぁ、がんばれ!と思いながら見ています。
男女の、夫婦の、親子の、姉妹の、それぞれ想いや形は変わりますが、「あなたがいなくて寂しい」を伝える物語。そして、「あなたがいないときに、あなたを思う時間のあたたかさ」を伝える物語でもありそうです。
今週も続きが気になります。
朝ドラが楽しみな朝は幸せ!!
リケジョ・ワーママの子育てブログ書いています。
⇒子育ててくてくブログ
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