#メンタルエッセイ23
[R18+指定]
この歳になっても慣れない産婦人科の検診。
なぜ女性はあの台に乗らなければいけないのか?
なぜお金を払って見せなければならないのか?
逆に、産婦人科医にしたら、若い娘さんならまだしも、婆婆の診察代はボッタクリたくなるだろう。
私はあの台に乗りすぎた。
いろんな意味で「なぁ、サイコパスお前には分からないよな、あの屈辱感」治療のたび、ぶっ殺すと誓った日々。
子宮全摘を勧めた医師。
「もう、子供を産まないのだから」
看護師さん。
「毎月の煩わしさも失くなるわよ」
若い女性は、悩み泣き、恨みながら子宮全摘を受けるのだろう。
それを思えば、婆婆の子宮など親不知を抜くようなものだ。
私の知っている診察台と最新の診察台の進化に驚いた。自分の番になるまでドキドキ、羞じらいはまだある。
最新の診察台は、私の羞じらいを容赦なく、自動で機械の力で……。
知人に話すと「私なんてもっと恥ずかしい思いしたよ。医師に下着を取って診察台に上がって下さい」
上には上がある。
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