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【ORS期】アグロヴァンパイア解説【初心者向け】

はじめに

おはようございます。カサイシオミです。
先日ナーフされたバフドラゴンを使ってみたのですが、
とてつもなくパワーダウンしてしまっていて、お世辞にもオススメデッキ
とは言えなくなってしまいました……
バフドラゴンの代わりに初心者の方にもオススメしやすい簡単で速いデッキは無いかな~と探してみた所……
見つけました!アグロヴァンパイアです!
ということで、今回はそのデッキ構築とプレイングを解説します。
ちなみに、初心者向けだからと言って弱いわけではなく…

グラマス到達くらいなら十分可能です

アグロヴァンパイアの特徴

長所

・プレイングの方針が直感的かつ明瞭で、初心者でも使いやすい
→後述しますが、要するに並べて殴って勝ちです。

・1試合が短い
→ランクマッチでは速さは正義!高速で周回できます。

・生成エーテルが比較的安い
→必要レジェンドが10枚前後であり、ローテの中では安めです。

短所

・対策が簡単
→プレイングの方針が分かりやすいということは、動きを読まれやすいということになります。相手のプレイング次第でいくらでも対策されます。
上級者相手には通用しにくいデッキです。

・運に左右されやすい
→アグロデッキの宿命ですが、先攻とドロー運にかなり依存しています。
このデッキは比較的ドローソースが多いですが、打点カードの大半が手札が減るカードであるため、相手の体力を削りたい中盤以降はひたすら手札を
消費し続けることになり、上手く繋がらないと手札枯渇で負けます。
また、序盤しか強くないカード、中盤以降しか強くないカードがハッキリと分かれており、引き次第で何もできずに負けます。
そして先攻に比べて後攻がめちゃくちゃ弱いです。

デッキ構築

2023/11/23現在、筆者が使用している構築は以下の通りです。

デッキ構築

X(Twitter)等でアグロヴァンパイアの構築を検索すると、大体これに近い形の物が多いので、恐らく一般的な構築になっているかと思います。
以下、採用カードについて解説します。

確定枠

筆者の考える確定枠は以下の通りです。
大体この35枚は固定になるのかな、と思います。

確定枠

以下、各カードの解説になります。

ハーモニックウルフ
みんな大好きハーモニックウルフさん。
1コスト1/2のスタッツに1自傷と1ドローが付いてきます。
1ターン目にこれを出せるかで出力が大きく変わります。

韋駄天のパシリ・マロン
復讐状態なら1コスト3/1疾走です。
何故か進化時にスタッツが2上昇するため、進化込み1コスト5点。
ローテでもアンリミ並のスピードを実現してくれる超絶パワカです。

邪悪なる指揮
自分のフォロワー1体を+1/+1しながら1自傷します。
狂乱状態なら1ドローするので手札を減らさない打点カードです。

バイオレントスクリーム
1コスト1自傷1ドローに盤面ランダム1点が付いてきます。
非常に使いやすいです。

シルバースナイプ
1コストでリーダーと盤面に3点飛ばします。
要するに戦慄の海賊旗です。弱いわけがない。

デモンコンダクター
2/1/1で2自傷と2ドローが付いてきます。
序盤に出せると強いですが、中盤以降は腐りがち。

猛襲の特攻隊長
2コスト2/1突進に2自傷と2点バーンが付いてきます。
盤面を処理しながら2点飛ばせるので、序盤の盤面合戦で最強です。

バロン・グレートフィール
一見進化ヴァンパイアのカードに見えますが、このカードはアグロ性能が
凄まじいです。
2コスト2/2の標準スタッツに、1コスト2/1疾走が付いてくるのみならず、
バロン本体が進化していればトークンも進化させます。
ただ打点となるだけでなく、テンポ的に非常に強いので後攻での捲り要員
にもオススメ
チョイス先は、90%くらいパンサーレオを取ります。

鋭利な一裂き
2コスト1自傷3点バーン。
自分のリーダーの体力を2減らせるので、相手の復讐ケアを貫通して復讐に入りやすいです。

眷属の飼育
2コスト2自傷2ドロー。
強いカードですが、即時2自傷ではないのと、打点にならないのが玉に瑕。
融合変身後の『血族の養育』は基本使いません。

ディアボロス・ヘドネ
3コスト6点疾走に相手の盤面全破壊が付いてきます。
一気にテンポを取り返しつつ6点も与えられるのが強すぎる
……のですが、進化権要求が玉に瑕。

エンペラーフィスト・ガロム
4コストでリーダーと盤面に2点を飛ばします。
単純に先攻4ターン目にポン置きするだけでめちゃくちゃ強いのですが、
復讐状態だとなんと6点も飛ばします。
ガロムで盤面を一掃し、マロンを叩き込むのは頻出パターンです。

自由枠

筆者が考える自由枠は以下の通りです。
X等で検索してみても、これら以外のカードが採用されていることは基本的に無いです。

自由枠

祝祭の饗宴
邪悪なる指揮に近いですが、こちらは即時1ドローではないのと、自傷しないのが特徴です。

逢魔の校長・ヴォルガス
このデッキは復讐ケアに弱いのですが、進化を切ることで無理やり復讐に
入れます。
単純に疾走付与として打点に変換することも可能です。

鍵盤の悪鬼
2コスト1/3守護に2自傷が付いてきます。
進化後は盤面を処理しつつ回復できるのですが、打点にはならないのと、
回復しすぎて復讐から外れる可能性があることに注意です。

鋭利な一裂き
シルバースナイプやマロンの1コスト3点組が充実しているため、
筆者は2コスト3点のこれを減らしてますが、3枚採用してもOKです。

ツインシスター・アスカ&シオリ
Xで見つけたレシピに採用されてました。
リソース回復や後攻の捲りカードとして優秀です。

フォーリンショット
エンペラーゴーレムへの対抗策として入れていましたが、
対秘術で復讐ケアをされることが少なかったので、ガロムで代用できることが多く、筆者は抜きました。
打点効率もあまり良くないです。

ハウリングデーモン
5コストと重いですが、相手の盤面を吹き飛ばしながら5点疾走ドレイン。
体力回復によって復讐から外れてしまう点には注意です。

デモンビーター
2コスト2自傷かつ1/1守護1回復×2が出てきます。
序盤のテンポ的に強いため、個人的にはかなりオススメなカード。

終焉の魔狼・フェンリル
5コストと重いですが、進化を切ることで10点疾走になります。
2回攻撃という性質上、邪悪なる指揮との相性も良いのですが、
守護1面で止まってしまう点がどうしても使いにくいです。

マリガン解説

このデッキでは、以下のカードをキープします。

バイオレントスクリーム、ハーモニックウルフ、眷属の飼育
デモンコンダクター、バロン・グレートフィール、デモンビーター

上記のカードをコストのバランスが良くなるようにキープ
(例えば、2コストを3枚キープはしない)

要するに……
①手札の減らない低コストの自傷カードをキープする
②コスト通りにテンポ良く動けるようにキープする
といった感じです。
『邪悪なる指揮』『猛襲の特攻隊長』などは序盤に使えると強いのですが、手札が減ってしまうカードなので、これをキープするとリソース切れで負けやすくなります。
序盤は手札を減らさずに動き、中盤以降に狂乱や復讐状態を達成して一気に殴りきる……みたいなイメージです。

プレイング解説

基本の勝ち筋

序盤からガンガン横並べをして、相手の体力を20点削りきるデッキです。
このデッキには狂乱ギミックと復讐ギミックの両方が採用されていますが、
基本的には狂乱寄りに動きましょう。
自傷を重ねることで、狂乱状態に入るだけでなく、能動的に復讐状態に入りやすくなります。
イメージ的には、復讐ギミックを採用した狂乱ヴァンパイアという感じ。
同時に、このデッキはアグロデッキであるため、極力PPや手札を余らせないように動くということが大事です。
例えば、2ターン目は1コストのカードを使うより、2コストのカードを
使った方が強いです。
PPを余らせてしまうと、結果的に弱い動きに繋がってしまうので、
極力コスト通りに動きましょう。

理想的な動き方

このデッキの理想的な動きの一例を記載します。

1ターン目:ハーモニックウルフ
2ターン目:デモンビーター
3ターン目:デモンコンダクター、ハーモニックウルフ
4ターン目:猛襲の特攻隊長、猛襲の特攻隊長
5ターン目:エンペラーフィスト・ガロム、韋駄天のパシリ・マロン

もちろんこれはブン回りすぎていますが、上手く序盤から自傷を重ねて、
中盤以降に復讐状態に入れれば、5ターンはともかく、6~7ターン目の
リーサルはかなり再現性が高いです。
とはいえ、相手が復讐ケアをしてくると打点が不足しがちです。
そんな時のために、復讐状態に入るテクニックを紹介します!

純正狂乱ヴァンパイアに擬態しよう!

このデッキの序盤の動きは
『ハーモニックウルフ』『眷属の飼育』『デモンコンダクター』
……と、一見すると狂乱ヴァンパイアに見えます。
アディショナル追加の影響で、ランクマッチには、復讐ギミックを採用していない純正狂乱ヴァンパイアが増えています。
つまり、上手く序盤に純正狂乱に擬態できると、相手が復讐ケアをしない
可能性があります!
基本的にはテンポよく動くのが最善手ですが、迷った時は純正狂乱に擬態
できるカードから投げて行きましょう。

擬態できるカードは以下の通りです。
逆に言えばこれら以外のカードを投げるとバレます。
・ハーモニックウルフ
・バイオレントスクリーム
・シルバースナイプ
・デモンコンダクター
・猛襲の特攻隊長
・眷属の飼育
・デモンビーター
(ヘドネは序盤に投げないため記載していません)

序盤の盤面の強さを意識しよう

このデッキ、中盤以降は引いてきた打点カードをそのまま投げるだけです。
しかし、序盤は択が多くなりがちで、どれを出すか迷う場面もあります。
そんな時には、盤面の強さを意識しましょう。
『デモンコンダクター』『眷属の飼育』は確かに手札が増えるカードですが、盤面の強さ(クロック)としては貧弱です。
いくら手札を増やしても、序盤にリーダーを小突いていなければ、結局中盤以降に回復で逃げられる、といった展開になりがちです。
目先のドローに飛びつくのではなく、ギリギリまでそういったカードを使用は遅らせて、自分の強力な盤面を押し付け続ける、という意識が大事です。

迷ったらリーダーを殴る

『シルバースナイプ』『ディアボロス・ヘドネ』など、相手の盤面を除去しつつリーダーにもダメージを与えられるカードは強力です。
しかし、毎回それらのカードが都合良く手札にあるとは限りません。
時には、リーダーを殴るか、盤面を処理するか、という選択が必要です。
その時は、リーダーを殴った場合、返しのターンでリーサルを取られないか
を考えると良いです。
このデッキは、相手から殴られることは、復讐状態に入れるため、むしろ
メリットになります。
相手目線でも、リーサルが無い時はこちらのリーダーを殴りたくないです。
そのため、相手の盤面に多少打点が残っていても問題無いです。
(相手にリーサルがある時は除く)
相手が出せる最大の打点を見極めて、できるだけ盤面ではなくリーダーを
殴りましょう。

おわりに

アグロヴァンパイアは、特にシャドバ初心者の方にオススメできるデッキとなっています。
バフドラゴンのナーフで、握るデッキが無くなった方はぜひ試してみてください!
1試合が短いので宝箱周回にも最適です!
上級者の方は財宝ロイヤルか秘術ウィッチを使った方が強いと思いますが、気分転換にもどうぞ!

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