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【シャドバ】これで勝てる!ヒーローズバトル――ミズチ入門ガイド

はじめに

お久しぶりです。カサイシオミです。
突然ですが皆さん、勝ちたいですか?
現在グランプリ開催中の「ヒーローズバトル」は、個性豊かな24人のリーダーから1人を選択し、予め構築されたデッキとスキルで戦うフォーマットで、まだまだ謎に包まれた部分も多いです。
本記事はとりあえずグランプリ突破したい!という方に向けて作成しました。
ヒーローズバトルが1ミリも分からない!そもそもヒーローズバトルって何だ!?という方でも、これを読めばきっと勝率が上がるはず!
ということで、最後までお付き合いいただければ幸いです。

グランプリ5勝達成
フリーマッチ勝率も上々

ぶっちゃけ誰が強いの?

あくまで筆者個人の考えですが、ミズチ1強環境だと思います。
次点でモノ、バニーと言ったアグロ系統や、ラティカ、テトラのような先攻6ターン目で25点OTKを狙えるリーダーが強いかな、と考えています。
ちなみにミズチは理想ムーブをすると後攻5ターン目に25点消し飛ばします。

スキンも買っちゃいました

ミズチの特徴

デッキ解説

ミズチのデッキは以下の通りです。

ミズチのデッキリスト

ミズチのデッキはマゼルベインドラゴンとなっており、「絶大の唯我・マゼルベイン」を軸として戦うハイランダーデッキです。
序盤は「竜の託宣」「イグニスドラゴン」などのPPブーストを重ね、中盤以降にマゼルベインの効果を利用して、相手の体力を一気に削り取ります。
ちなみにマゼルベイン使わなくても勝てます。

また、ハイランダーではありますが、「イグニスドラゴン」と「竜の真恵」
「ドラゴンブリーダー」と「竜の育成」のように、似た効果のカードを複数採用しているため、実質的に2枚以上の採用となっているカードもあります。
そのため、ハイランダーデッキ特有の「1枚採用のカードが多く、安定しない」という弱点を「似た効果のカードを採用することで、疑似的に複数枚採用とする」という方法で強引に解決しています。

ヒーロースキル解説

ミズチのヒーロースキルは以下の通りです。

ミズチのヒーロースキル

特に注目すべきは-6のスキル効果で手札に加わる専用トークン「ミズチの一刀」です。
効果が非常に長いのですが、要約すると、このターン中にプレイしたカード名の数によって「1点AoE+手札全てのコスト-1」「1点回復+1ドロー」「フォロワー、リーダー、スペルが与えるダメージ+1」が最大3回ずつ働く、という感じです。
つまり、最大バリューを発揮すると「3点AoE+手札全てのコスト-3+3点回復+3ドロー+フォロワー、リーダー、スペルが与えるダメージ+3」です。
この効果は重複するため、手札に複数のミズチの一刀を抱えておけば、手札のコストを0にすることも可能です。

……というインチキスキルを持っていますが、残り2つのスキルも優秀で
毎ターン「ターン終了時にカードを1枚引く」「自分の手札を1枚捨てて、ランダムな相手フォロワー1体に2ダメージ。相手リーダーに1ダメージ。」のどちらかを選んで発動できます。
このスキルを使うと、HBPが+1されるため実質ノーリスクどころか、使うことにメリットしかありません。
ハイランダーデッキの「1枚採用カードが多いため安定しにくい」という弱点は大量ドローで強引に克服しています。
前述した「似た効果のカードを採用することで、疑似的に複数枚採用とする」という手法も相まって、ハイランダーだからと言って安定しないということは一切ありません。
むしろ他のリーダーより安定して後6、先7に25点OTKが決まります。

マリガン解説

このデッキでは、以下のカードをキープします。

共通:
純心の賢者・スノウ

竜の託宣
ドラゴンシュライン(7コスト以上のドラゴンフォロワーもセットキープしてOK)
竜の真恵
イグニスドラゴン
ドラゴンナイト・アイラ(他に3コストのPPブーストが無い時)
天災のジェネシスドラゴン(他のPPブーストが無い時)
ドラゴンハント
絶大の唯我・マゼルベイン(1枚まで)
烈覇のアルチザン・レジー(竜炎の設計士orドラゴンブリーダーor竜の育成もセットキープしてOK)

後攻:
竜国の王女・イルマ
独尊龍・スーロン
コンパッションドミニオン

対ロイヤル、ネクロ、ヴァンパイア、セッカ、アマリリス、ドラーク、ベルディリア、ネクサス:
バイルドラゴン
フェザーズリザード
インフェルノメテオ
原初の炎熱
……の中から1枚(上に行くほど優先度高め)
3コスト以下のPPブーストとセットなら2枚キープ可能

PPブースト札を積極的にキープします。
また、ロイヤル、ネクロ、ヴァンパイアなど、序盤から横並べをしてくる対面では、序盤の盤面処理カードをキープし、アグロを通されることを防ぎましょう。

プレイング解説

基本の勝ち筋

このデッキの勝ち筋はミズチの一刀を一気に2~3枚使用してOTKです。
前述した通り、ミズチの一刀は効果が重複するため、複数枚同時に使用することで、相手の体力を一気に削り取ることができます。
手札に打点カードが見えていなくても、マゼルベインによる効果ダメージや、ヒーロースキルにもミズチの一刀の効果が適用されますし、一刀自体にドロー効果が付いており、その効果でドローしたカードもコストが下がるため、とりあえず一刀を撃てばトップから打点カードを引いてきてリーサル……なんてことも珍しくありません。
また、仮にOTKに失敗したとしても、手札のコストが激減しているため、次のターンに改めて一刀を使って勝利、というパターンも狙えます。

序盤の動き

手札が溢れないように注意しながら、ヒーロースキルを使ってドローを進めたり、盤面処理をしたりします。
基本的にはPPブーストを優先する動きで良いですが、バニーなど、序盤から盤面を展開してくる相手に対しては、時にはPPブーストを諦めてでも盤面に付き合うことが大事です。
一刀OTKまでに削り取られてしまっては元も子もないです。

中盤の動き

毎ターンヒーロースキルを使っていれば、先攻5ターン目or後攻4ターン目にミズチの一刀が手札に加わります。
この時、手札が溢れる場合や、盤面を処理しないといけないを除いて、ミズチの一刀は撃たないでください。
一刀を撃つことで手札のコストを下げることはできますが、OTKできる確率も下がってしまうため、結局リーサルから遠ざかってしまいます。

終盤の動き

ミズチの一刀を一気に2~3枚使ってOTKします。
一刀の使い方については後述します。
基本的には3枚使って確実にトドメを刺して行きたいですが、手札に低コスト疾走やバーンが十分にある場合や、ラティカ、テトラ、モノなど、リーサルターンが早い対面で、こちらが先攻の場合は一刀2枚(先攻6ターン目)でOTKを狙うこともあります。

ミズチの一刀の使い方

ミズチの一刀は強力なカードですが、使い方にコツが要ります。
ここでは、より効果的に使う方法を記載します。

4、7、9を意識する

ミズチの一刀は、このターンにプレイしたカード名の種類数によって順番に効果が発動します。
これをまとめると……

1:相手のフォロワーすべてに1ダメージ。自分の手札全てのコストを-1する。
2:自分のリーダーと自分のフォロワーすべてを1回復。カードを1枚引く。
3:自分のリーダーは、ターン終了まで「自分のフォロワー、スペル、アミュレット、リーダーが与えるダメージと回復する値を+1する」を持つ。

4:相手のフォロワーすべてに1ダメージ。自分の手札全てのコストを-1する。(合計-2)
5:自分のリーダーと自分のフォロワーすべてを1回復。カードを1枚引く。
6:自分のリーダーは、ターン終了まで「自分のフォロワー、スペル、アミュレット、リーダーが与えるダメージと回復する値を+1する」を持つ。(合計+2)

7:相手のフォロワーすべてに1ダメージ。自分の手札全てのコストを-1する。(合計-3)
8:自分のリーダーと自分のフォロワーすべてを1回復。カードを1枚引く。
9:自分のリーダーは、ターン終了まで「自分のフォロワー、スペル、アミュレット、リーダーが与えるダメージと回復する値を+1する」を持つ。(合計+3)

となります。
ここで意識したいのは、コストが減少する1、4、7と、ダメージが増加する3、6、9です。
逆に2、5、8の効果はあまり関係ありません。(どうせこのターン中に勝つので)
コスト減少効果、ダメージ増加効果の両方を効率的に発動させるには、プレイしたカード名の種類数が4、7、9の時に一刀をプレイすることが大事です。
逆に言えば、0コストのカードで種類数を稼げる場合を除き、4、7、9以外の時に一刀をプレイしてもあまりバリューを発揮できません。
勿論、毎回4、7、9でプレイできるとは限らないので、手札の質と相談しましょう。
必要であれば、3や6で妥協することも大切です。

低コストのカードは温存する

上述した通り、ミズチの一刀は種類数を稼いでから使わなければ意味がありません。
当然ですが、一刀を使うまでは手札のコストが減少しないため、元のコストのままのカードをプレイして種類数を稼ぐことになります。
この時、手札に低コストのカードが少ないと、種類数が満足に稼げません。
序盤にPPが余ったからと言って、適当に低コストのカードをプレイしないように注意しましょう。
マゼルベインの「絶大の証明」や、スーロンの「波濤の暴圧」を温存することも有効です。

ドラゴンハントは先に開く

一刀の使い方とは少し違いますが、ドラゴンハントは一刀を使うより先に開いておきましょう。
ドラゴンクロー2枚のコストを一気に下げられるため、そうした方が効率が良いです。

対面ごとの相性

全てのリーダーについて記載すると、非常に長くなってしまうため、特徴的な対面についてのみ記載します。

ラティカ:後攻ゲー

後攻が明確に有利です。というか先攻だとかなり厳しいです。
相手の後6OTKを防ぐ手段が無いため、こちらが先攻の場合は、先6OTKを決めるか、相手の事故を祈るしかありません。
相手のHBPが7溜まってしまったら、見切り発車で一刀OTKをスタートしましょう。

テトラ:後攻ゲー

こちらも後攻有利。
ラティカと違ってこちらの盤面が更地で無いと25点OTKができないリーダーのため、相手のHBPが貯まり切った場合でも、盤面をしっかり作っておけばOTKを回避できる場合があります。
また、相手が「データソーサラー」のエンハンス5効果を使用していない場合、6TでOTKされることはほぼ無いです。
逆に言えば、データソーサラーが出てきたら高確率で次のターンにトドメを刺されます。

バニー:互角~微不利?

相手の序盤のアグロを通されると負けてしまいます。
この対面はとにかく盤面処理を意識しましょう。
多少PPブーストが遅れても良いので、とにかく安全第一で動きましょう。
後攻の場合は天災のジェネシスドラゴンのアクセラレートを使用するのも手です。
また、相手は守護突破が苦手なため、OTKできない時は、「禁牙の執行者・ドラズエル」や「マーメイドコマンダー」の本体を出すと時間を稼げます。

ミズチ:後攻ゲー

基本的に先攻を引いたら負けだと思ってください。
先6OTKは中々難しいですが、後6OTKは9割くらいの確率で決まります。
見切り発車でもいいので、先6で一刀を2連打してワンチャンスに賭けましょう。
逆に、後攻を引いた時は後6に一刀3連打でOKです。

モノ:互角~微不利?

復讐状態での5PP:悪徳の伝播+呪剣の一閃→17点が非常に強力。
相手の盤面にフォロワーを残さないことを意識することが重要です。
また、呪剣の一閃は対象がいないと使えないスペルなので、こちらの盤面を空にするとケアできます。
更に、相手は体力5以上の守護突破が苦手なので、ドラズエル本体置きやキリエ本体置きが刺さります。

ネクサス:互角~微不利?

こちらもアグロを通してくる対面。
相手の盤面にネメシスフォロワーを残すと「破壊の信者」でドローされてしまうため、ネメシスフォロワーから優先的に倒したいです。
また、5PPの「ドールズトレーニング」で一気にバフされると厄介なので、5PP以上の時は相手の盤面を空にすることを意識しましょう。
なお、相手のフィニッシュ札である「安寧の降臨」は対象が無いと打てないスペルなので、こちらの盤面を空にしておけばケアできます。

上記以外:全対面有利

デッキパワー的にこちらが有利です。

おわりに

ミズチは使い方は難しいですが、非常に強力な上、AFネメシスのようなソリティア感が味わえて楽しいリーダーとなっています。
グランプリが突破できない方はぜひ、ミズチを使ってみてください!
可愛くて強い!最高!

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