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不定期囲碁日記 2022.6.19

今日は頼んでいた本が届いたので、おススメの本と一緒に紹介します。

今まで一番衝撃を受けた囲碁の本

今までで一番衝撃を受けた囲碁の本を紹介します。山田晋次先生が描かれた「一問一答で身につく 囲碁AI流 新しい序盤の考え方 」(囲碁人文庫)。序盤が苦手な私にとってAIの趣向を取り入れるきっかけになった棋書です。

発売された2017年は囲碁のAI黎明期でした。以前は囲碁のAIはプロに勝てないという通説でしたが、2016年にAlphaGoが韓国の李世乭九段を破り世界を驚かせました。そこからプロ棋士の間でAIの研究が進み、少し時間が経ってアマチュアにも知れ渡ることになりました。

ただ、AIの価値観は独特で人間離れした手を打つ時もあります。本書では人間の価値観に近い手を☆1、プロでも頭を抱える斬新な手を☆3と三段階で評価しているので分かりやすいです。本作に衝撃を受け、2020年に昇段大会を受けた際は、本作の☆1~2を繰り返し並べて研究しました。

これから囲碁AIについて学びたい方におススメです。

もう一度ダイレクト三々を学ぶ

山田晋次先生の最新作である「一問一答で身につく! 囲碁・ダイレクト三々の基本 」(囲碁人ブックス)が発売されたので購入しました。

AIの影響で星に対し序盤で三々に入るダイレクト三々に特化した棋書です。まだ実戦で取り入れていないので、おさらいも兼ねて勉強しています。ダイレクト三々後の定石も収録されているので、とても参考になります。

プロの棋戦でも高い確率で出現するダイレクト三々を学びたい、使ってみたいという方におススメです。


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