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積み重ねたもの

卒業した母校の学祭に赴き、所属していた囲碁部の手伝いをしてきました。
公開対局場を開催し一般の方やOB・OGの方と囲碁をする手伝いなので、スポーツのオーバーエイジ枠みたいなものです。今回は待ちに待った?囲碁のお話です。

老若男女問わず囲碁で交流できて充実した旅打ちになりました

4年間の答え

新型コロナの影響で4年ぶりとなる学祭。
私はnoteで囲碁普及をしたり自分なりに勉強してきたので、4年間の答え合わせのつもりで臨みました。特に10月に入ってからは不規則な勤務時間の合間を縫って苦手な布石定石分野の底上げをしてきました。

後輩にはダイレクト三々

卒業した後輩と再会し対局。当時は棋力が近かったので互先で打つことに。
私が黒番でいきなりダイレクト三々を仕掛けます。

黒番でダイレクト三々を試しました

後輩はダイレクト三々を見て固まっていて、後から聞いた話ではすっかり囲碁から遠ざかっていたようです。この後輩に限らず碁石を打つのが久しぶりという方が多かったですね(ダイレクト三々は昔では考えられない戦法なので、知らないと相手の術中にはまりやすりです)。

かつて囲碁を打っていた層にどれだけアプローチできるかで囲碁の競技人口が左右されると考えています。

一般の方に指導碁を打つ

後輩だけでなく一般のお客様で「強い人と対戦できますか?」「指導碁をお願いできますか?」と尋ねてこられる方もいます。
こうしたケースも想定してオーバーエイジ枠で手伝っているので、積極的に対応しました。
特に2組のご夫婦が立て続けに指導碁を申し込まれたのが、印象に残っています。(ご夫婦同時にお相手したので、この時だけで2面×2組=4局打ったことになります)。

今まで後輩相手に指導碁は打ってきましたが、一般の方に指導碁をするという経験ができてとても勉強になりました。
両ご夫婦とも棋力が近い者同士だったので、一緒の趣味を共有して年を取られるのは素敵なことだと思いました。

積み重ねたもの

久々に対局した先輩方からは「強くなった」と褒めて頂きました。
本格的に囲碁の勉強を始めたのがコロナ禍に入ってからなので、少しは積み重ねた「複利効果」が出てきたのかと思います。

目標としていた学祭が終わったので、次の目標(大会に出場したり1つ上の段位試験を受けるなど)を見つけて引き続き頑張ります!


サポートありがとうございます。微力ながら囲碁の普及に貢献したいと考えています。サポートは棋書や囲碁の遠征に使用させて頂きます。他にも囲碁の記事を投稿しているので、読んで頂けると嬉しいです。