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文化の日に囲碁の名人が決まる
囲碁の名人戦もいよいよ大詰め
芝野九段が井山名人に挑戦する第47期名人戦の最終局が始まりました。ここまで3勝3敗で、最終局の勝者がタイトルホルダーです。
文化の日に囲碁の名人が決まるのは、不思議なめぐり合わせです。この名人戦の行方で来期以降の囲碁界の流れが変わると思います。
井山名人が防衛した場合
井山名人が防衛に成功した場合、棋聖は失いましたが本因坊と合わせて三大タイトルの内2つを占めることになります。来期以降も井山名人vs令和の三羽烏(一力棋聖、許十段、芝野九段)の構図が続きそうです。
芝野九段が奪取した場合
芝野九段が奪取した場合、一気に戦国時代に突入する可能性があります。
三大タイトルを一力棋聖、井山本因坊、芝野名人と分け合う図になります。
また、同時並行で行われている王座戦で余八段が井山先生に勝利すると井山先生は二冠まで後退し、7大タイトルを6人で分け合う戦国時代になります。
戦国時代になると井山先生vs令和の三羽烏の図から令和の三羽烏同士でタイトル戦を行う図に変化するのではないかと思います。
名人の行方が世代交代の早さを物語る
実際、来期の棋聖戦は一力棋聖vs芝野九段の組み合わせになる可能性があるので、明日の名人戦最終局は世代交代が一気に進むか重要な1局になります。
明日は無事に休めたので、洗濯やエアコンの掃除をしながら観戦します。
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