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【囲碁】棋聖戦4局目封じ手予想

仙台で囲碁の第48期棋聖戦4局目が行われています。仙台と言えば牛タンや秋保温泉、鳴子温泉など温泉が近く、東北の玄関口のイメージがあります。また、一力棋聖は仙台のご出身なので、防衛に向けて負けられない戦いになります。

今回も1日目の最終局面から「表現の自由」のもと「個人的なアイデア」として封じ手と2日目の予想を記事にします。


封じ手予想

黒91の場面で封じ手となりました。白92を予想してみます。

黒:一力棋聖 白:井山王座

白△が弱い石なので、封じ手は白△を補強するAかBを予想します。

候補A

第1感で浮かんだのが十二13のノビです。仮に黒93で右辺を守った場合に、白94,白96と連続してアタリを打ちつつ白が手厚い形になります。

封じ手候補A

右上の黒の陣地は気になりますが、下辺の黒石を攻めて白が主導権を握れそうなので、白としては不満の無い展開です。

黒93は白を封鎖して、白94で黒×を叩く流れが自然な気がします。

候補Aの別パターン

候補B

候補Bは手堅く黒×を叩く手ですが、黒93でゲタを打たれて白〇の動き出しが封じられたり、候補A(下図では白94)にマガリを打たれると候補Aの展開より黒が厚い形になります。

封じ手候補B

断点は残りますが黒97で白を封鎖できるので、黒としては打てる展開です。

候補Aが本命

候補Aが本命ですが、井山王座なのでより厳しい手が飛び出すかもしれません。一力棋聖が勝利すれば3連覇に向けて王手になりますが、井山王座は十段戦の挑戦者に決まるなど調子が良いので、棋聖奪取に向けて星を2勝2敗の五分に戻したい所です。

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