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道真公と囲碁

上野の国立科学博物館で催されている「和食展」を見学した後に湯島天満宮まで足を延ばしました。


湯島天満宮

科博→不忍池→旧岩崎邸庭園と散策した最後に湯島天満宮に寄りました。
学問の神様として有名な菅原道真を祀っているため、修学旅行だけでなく受験前に訪れた方も多いかもしれません。

春日通りから撮影

囲碁と道真公

学問の神様として有名な菅原道真ですが、囲碁を愛する愛棋家としての顔もありました。囲碁を題材とした詩を残しており、その詩中に「手談(言葉を交わさなくても囲碁を打てば心が通じ合うこと)」や「爛柯(囲碁の別称で斧の柯(柄)が爛れる(朽ちる)まで囲碁を楽しむ」といった囲碁好きなら馴染の単語も登場します。

これからも碁縁がありますように

深山幽谷の静かな場所で囲碁を嗜む楽しさを詩で述べていますが、道真公の晩年は理想とはかけ離れた厳しいものでした。願わくば道真公の分まで年老いても囲碁を楽しみたいです。

花の名前は疎いですが、キレイな白い花です

敷地内を散策するとやはり学生や親子連れが多く、出店もあり賑わっていました。

学問のみち

16時を過ぎると日も傾いてきたので、学問のみちを辿って銀座線の上野広小路駅まで歩いて帰りました。和菓子屋さんや甘味処を掲げるお店が多く、下町風情も感じられてどこか懐かしい気持ちになった秋の夕暮れです。

学問のみち

この記事を書くために調べていたら湯島天満宮の徒歩圏内に以前訪れた神田明神があるのですね。

「飛び石」にように見所が多くて飽きません。次の有給休暇はどこに行こうか…楽しみです(できれば月に1日くらいは取得したい!)。

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