![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123059906/rectangle_large_type_2_f88fab1ed884fc6819e63557119db2bd.png?width=800)
囲碁の手筋【創作実戦問題1】補足
先日投稿した記事について読者様から質問を頂きました。
質問や前向きなコメントはとても嬉しいです。「ここでこう打ったら…置いたらどうなるのか?」と考える事は囲碁を上達する上でとても重要です。少しでも囲碁に興味を持って頂けるように(時間はかかるかもしれませんが)対応していきます。
質問内容
白1に対して黒2と対応した場合の変化は?という内容です。
![](https://assets.st-note.com/img/1701261508900-6KWchpFmyp.png?width=800)
変化その1
黒2以降は下図のように白3、黒4までとなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1701261769934-hoYivv5pHR.png?width=800)
変化その2
白5で七9に置き黒2つ(黒2,黒4)を取ります。
今度は黒が八9に置いて白5を取り返して一段落します。
![](https://assets.st-note.com/img/1701261965500-ewL9pYWUw5.png?width=800)
結論
結論を書くと今回紹介した変化でも「セキ」になり、結果は冒頭のリンク先と一緒になります。
少し細かい話をすると、今回の九9に置く変化では白が取られた石が1つ、黒が取られた石が2つなので、黒が1目損した結果となります。
黒の失敗図
注意点として黒4で緩んでしまう(七9)と黒全体が取られてしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1701262228765-NiHrKnLGvm.png?width=800)
続失敗図
同じセキに見えますが、白5で右下の黒は成す術がありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1701262334578-twTateHALH.png?width=800)
白5で黒がアタリになってしまっています。黒6で七7に守ろうとしてもオイオトシの形です。「眼あり眼なし」という形ですが、この解説はまたの機会にします。
今回もご覧頂きありがとうございました!ご質問やコメントお待ちしています!
サポートありがとうございます。微力ながら囲碁の普及に貢献したいと考えています。サポートは棋書や囲碁の遠征に使用させて頂きます。他にも囲碁の記事を投稿しているので、読んで頂けると嬉しいです。