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8/6「天変地異の『て』!」

今日の奇譚は昼から始まる。理由は単純明快、昨晩は寝付けずにおり、起きたら昼前だったからだ。どう考えても昼寝かそれに準ずる時間の使い方が悪いのだが、後悔は先に立たない。
とは言ったものの、別に今日は大してすることがなかった。うっすら回さなくてはいけないと思っていた洗濯物を無視しただけに留まっている。
音楽を聴いてちょっと気分を立て直したところで、再び下駄を履いて走った。

昨日の予想は的中しており、ドイツ語のまとめテストが満点であった。最近は色々もあって頗る気分が良いタイミングがある。もちろん、物事の九割はカスなので、九割は気分が悪い。一割にも満たない刹那の時間が自分をこの世に結びつけているのは間違いないのだと思う。オーバーヒートによって思考がタンパク質ごと硬化してしまった。

今日の分量は昨日の半分である。これは昨日という日が今日の倍はカスで、中身があったということを意味する。乗った船には自分一人しか存在していなかった。
「明日は今日の二乗は頑張ろう。指数関数的な指標で生活すれば、きっと良いことがあるはずだから………!」な訳が無い。甘ったれたことは言わない。
カラスがまた私の体を啄む。止めもしないさ。


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