かーやん エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 63「もう何も期待しないという選択」

お久しぶりで御座います。
こちらには何か思いついた時だけ書き込むようにしています。

実は今年でB2Bユニット・らんば☆らるは10周年になります。と言っても ずーっとやり続けていた訳ではなく、途中で2年ぐらい休んでいたりするのですが(笑)。パートナーのひささんに感謝です。いつもありがとうございます。

でも10周年という節目だからといって何か特別な事をやろうとは思っていないのですよ。まぁそれで何かイベントを打てば みなさんお祝いに駆けつけてくれるとは思うのですが、そもそも自分でやる事ではないだろうと。
だって自分の誕生日パーティーを自分で企画する事ほどみっともない事はないじゃないですかぁ(苦笑)。誰かが企画して祝ってくれるなら話は別ですけれども。
それとね、別に誰も注目なんかしていませんって。らんば☆らるがいなければ死んじゃうっていう人がいる訳でもないしねw

それと同時に僕は他者に対しても期待をする事をやめました。
例えばこうすればもっといい繋ぎになるのにとか、ここはこう選盤すればいいのにとか思う事も多々あるのですが、それはもう口にするのはやめようかと。
だってそれって傲慢だし、言われた方もいい気がしないかもしれない。余計なお節介だって。
それとね、言って聞く奴だったら とっくにいいプレイをしているよってw
DJで一番大事なのは「自覚」なんです。身の程を知るっていう事。出来ないんだったら、出来るように努力するか やらないか、どっちかしかないですから。そういう自覚がある人はもうとっくに実践しているでしょうし、無い人は一生気づかず何も変わらない。ただそれだけの事です。
やっぱ自覚が無い人は井の中の蛙なんでしょうね。自分しか見ていないから他者になんか興味が無い。自分さえ楽しけりゃいいと。

でもDJって他のDJさんやイベント主さんやオーディエンスのみなさんあってのものですからね。
だから自分が回さなくても足しげく他のイベントへまめに顔を出すDJさんは凄いと思いますよ。なかなか出来るこっちゃない。

もし僕がまた企画してやるんだったら、自分が回さないイベントだったらいいかもな。僕が大好きな、みんなに紹介したい素敵なDJさんだけを集めてさぁ。
藤沢にいた頃にバンバンとイベントを打っていたのは 自分がやりたかっただけだからなんだよね、今思えば(苦笑)。でもその時は自分だけじゃなくて仲間も巻き込んでみんなで楽しんでいたからそれでいいと思っていたんだけれども。

最後にひとつ。さっき自分で周年を祝うのはどうかという話をしましたが、実は僕がDJデビューから10年目の時に自分で企画してパーティーをやりましたwww
でも今思うと恥ずかしいですね、やっぱ(苦笑)。みなさんにお集まり頂き盛大に祝ってもらえた事は本当に嬉しかったですけれども。

それと自覚以外にDJに必要な要素は「愛嬌」だと思っていますw 愛されキャラになりなさいと。で、僕はそのためにいつも最高のプレイを心掛けています。良いプレイも悪いプレイもそのまま自分に跳ね返ってきますから。お客さんに「いやー、今日はいいもんが聴けて楽しかったな」と思わせる事ができれば次に繋がりますんでね。

んじゃまた。

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