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かーやんの「歌謡曲って何だ?」第7回「聖子ちゃんカットの起源を探る」

ども、かーやんです。今回は聖子ちゃんカットのお話。

80年代を席巻した初期松田聖子の外巻きレイヤーのセミロングヘアースタイルであるが、彼女の登場以降に出てきた女性アイドルは そのトレンドに乗っかり、猫も杓子も聖子ちゃんカットという異例の現象が起きた。
いわゆる「花の82年組」のKYON2、伊代ちゃん、堀ちえみ、早見優を筆頭に(あのショートヘアーの印象が強い浅香唯ですらデビュー当初は聖子ちゃんカットだった)、せこちんが『赤いスイートピー』でバッサリとショートヘアーへと転向するまで聖子ちゃんカットブームは続くが、今度はまたそれに倣ってショートブームが起こるのが面白い。まさに松田聖子無双時代の到来である。

で、その聖子ちゃんカットの起源として 一般的に挙げられるものとしては『チャーリーズ・エンジェル』のファラ・フォーセットや オリビア・ニュートン=ジョンなどと言われ諸説あるが

ファラ・フォーセット
『水の中の妖精』オリビア・ニュートン=ジョン
プロデューサー:ジョン・ファラー
『ユートピア』松田聖子
プロデューサー:若松宗雄
こうしてジャケを比べてみてもオリビア・ニュートン=ジョンを意識していた事は明白だ。

そして僕は聖子ちゃんカットの研究をしているうちに ある新説に辿り着いた。それは

『カンニング・モンキー』SHY FROM HEARTBEATS
作詞:Jene Eugene 作曲:武川行秀(タケカワユキヒデ) 編曲:ミッキー吉野

ジャッキー・チェンであるwww

ちなみに彼のこの髪型が定着したのはファラ・フォーセットやオリビア・ニュートン=ジョンなんかと ほぼ同時期。

これこそ聖子ちゃんカットの原点というべきではなかろうか(←んなわきゃねーだろw)。

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