DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 44「DJとしての存在意義」

昨日はいつもの喜多見でのDJパーティーで またもやトリを務めさせてもらいました。今回は90年代J-POPのイベントという事で、この日のためにデジタルのノンストップミックスを作成して臨みました。

そしたら自分のプレイを聴いて「泣いた」と言ってくださる方がいて嬉しかったです。

自分が好きな曲を羅列して聴かせる自己満足的なDJだったら誰でもできるんだと思うんです。でも昨日のプレイは自分も含めた90年代に青春時代を謳歌した人たちに何か届けばいいなという思いでやっていました。それは「祈り」にも似た感じで。そしてそれがこういう形で届けられて伝わった事はとても喜ばしい事だし、そこには「karyangがDJをするという事」の存在意義があったのかなと。まさにDJ冥利に尽きる体験でした。聴いてくださるオーディエンスあってのイベントでありDJであるという事を再認識しました。みなさん、どうもありがとうございました。

そんな感謝の意を込めて 今回ミックス音源も作りました。まぁこれがあれば わざわざ生プレイをする必要がないじゃんって話なんですけど(笑)、それをあえてやるっていうね。すると現場でのトラブルも出てくるもんで、実はSpotifyの音源のCUEポイントが本番で2曲分消えていて(苦笑)。でも普段から闇練(笑)を重ねておりタイミングを身体に叩き込んでいたので、なんとか自力で危機回避できました(笑)。

昨日お越し頂いたお客様には このミックスをCDに焼いて お土産としてプレゼントしました。限定10枚用意したのですが、参加DJ以外で来られていたお客様にちょうどピッタリ配布できたのでよかったです。

で、昨日来られなかった方、そしてCDをお渡しする事ができなかった参加DJのみなさんにも聴いてもらえるようにmixcloudに音源をアップしておきました。みなさんに楽しんで頂ければ幸いです。

『90s J-POP BPM127FPM4』DJ karyang(←こちらで聴けます)

『INTO THE LIGHT』MISIA
『traveling』宇多田ヒカル
『FREEDOM』globe
『私がオバさんになっても』森高千里
『サマーヌード』真心ブラザーズ
『ガッツだぜ!!』ウルフルズ
『君がいるだけで』米米CLUB
『渚』スピッツ
『どんなときも。』槇原敬之
『渋谷で5時』鈴木雅之 & 菊池桃子
『渚にまつわるエトセトラ』PUFFY
『イージュー★ライダー』奥田民生
『Sweet Emotion』相川七瀬
『HIGH PRESSURE』T.M.Revolution
『GET WILD DECADE RUN』TM NETWORK
『名もなき詩』Mr.Children
『くじら12号』JUDY AND MARY
『恋しさと せつなさと 心強さと』篠原涼子
『survival dAnce ~no no cry more~』TRF
『恋とマシンガン』Flipper’s Guitar

(※生プレイ中にご指摘を頂いて発覚したのですが『traveling』は2000年リリースだそうです。でも大目に見てwwww)

別にDJで何かを変えようとか そんな大それた事は考えていませんが、こうして誰かの心に届くようなプレイができればなと常日頃から心掛けておりますし、これこそが自分が追い求めていくべきスタイルだと今回のイベント通じて確信致しました。まぁスタイルは人それぞれなので批判もあるかとは思いますが。

そして8/24は 去年の12月以来となります東中野のラーメン屋さん・燿ひかるさんでのイベント(というか夏フェス)で回させてもらいます。いつもよくしてくださる主催者の高橋幸人クンにはホントただただ感謝です。ありがとうございます!!

24日はアナログオンリーで もう好き勝手にやりますが(笑)、基本的にはデジタルとやる事は変わりません。昨日と同じく楽しいDJです。自分の日々の修練の集大成でもあり、全方位外交でもあるというね(笑)。

喜多見にお越し頂いた方や、このミックスを聴いて気に入って頂けたら是非ともヒガナカにも遊びに来てほしいです。はっきり言ってすんごいメンツが揃っておりますので。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。一緒に乾杯しましょう!!

8/24(土) 12:00-
『ヒガナカロックフェスティバル'19』
東中野@ビストロde麺酒場 燿ひかる
2000円(1drink)

(※25日も同所でイベントがあります。2DAYSです)

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