DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 52「闇練の意味」

あけました🎍w
2020年もご贔屓の程、何卒宜しくお願い致します。

この1年間、頑張ってきました。自分なりに。

実はちょうど1年ぐらい前に とあるイベントで とあるDJさんに物凄く叱咤された事があるんです。その時は「なんで俺がこんな事を言われなきゃならんのだ」と思っていました。で、そこから自分の正当性を証明するため、そしていつか そいつを見返してやりたい(DJの大先輩に対して大変失礼なのですが)という一心で励んできました。まずはとにかくテクニックを磨きたいと思って必死に闇練(笑)に打ち込みました。レコードの量や質だけではなかなか追っつけないので。もうひたすら努力ですよ。それも自分自身を痛めつけるレベルの。サボるのはもう本当に簡単なんで。

いつも闇練闇練とFBに書いていますが、あれは別に 僕は頑張ってますよ〜アピール というわけではありません。
こうして自らを追い込んで自分自身を鼓舞していたりとか、同じ仲間に対して「お前も頑張れよ」というエール的な意味合いで頻用していました。
DJが上手くなる方法はたった2つだけです。「ひたすら現場に赴いて他の人のプレイを見て聴いて吸収する」それと「どんなに疲れていても毎日レコードに触る」。言い訳無用で真摯に向き合ってきたつもりです、自分なりに。

そして1年経って ようやく気がついたんです。
「あー、やっぱ俺の方が間違っていたのかなー」
とwwww
しかし あの日の友人の叱咤が僕を変えてくれました。今となっては ただただ感謝の念しかありません。
僕は今、何を言われても言い返せるだけの「強さ」を手に入れる事ができました。

もうねぇ、回していて楽しいとか、「俺が俺が」アピールとか、レコード自慢大会とか(笑)…そんなDJは卒業しました。っつーか、今となっては いつDJをやめてもいいと思っていますよ。だって1回1回を最善のものに、最高のイベントにしようと一球入魂、全力投球で打ち込んできたという自負がありますから。イチローじゃないけど「後悔などあろうはずがない」という思いで邁進して参りましたので。僕にとってDJは遊びなんだけど、遊びじゃないんです。

でもこれは僕いち個人の見解であり、僕自身の生き方であって、DJとはこうあれという事を推奨するものではありませんので、その点は何卒ご理解の程を。
まぁいろんなDJがいていいんですよ。中には舌を噛み切って今すぐにでも死んだ方がいい奴とかもいますけど(笑)。もうそういう事も気にしない。だって前述の通り、いつやめてもいいと思っているし、いずれすぐに死んじゃうんだから。自分も含めてねw

【DJ karyang 今後のスケジュール】
1/12(日) 14:00-23:00 (DJタイムは20:00から)
『嬉し恥ずかしクロージングパーティー 〜Keita Kaneda Illustration Exhibition〜』
高円寺@焙煎disco茶蔵
チャージ1000円(1ドリンク付き)

1/17(金) 20:00-23:20
『夜桜代理ですが(何か?)』
高円寺@コネクシオン
ノーチャージ・要ドリンクオーダー

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