DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 59「DJは暴走族なのか?」

こちらでは おひさしぶりです。

最近ふと思った事があったので徒然なるままに書き連ねてみる事に。

先日 近所で暴走族を見掛けて「あ、これってDJもそう思われているのかもな」と思った次第。

自分だけ気持ち良ければいいので人の迷惑顧みず

自分ではそれがかっこいいと思っている(美意識の問題)

そのエグゾーストノートは人によっては心地良かったり不快であったり

エトセトラエトセトラ…

要は「こういうDJにはなりたくないし、そう思われたくない」なと。

僕は音楽はノイズだとは思っていません。でも そのプレイや選盤が聴く人によってノイジーなものになっていたとしたら…それはやっぱりDJの方に問題があるんですね。

僕はDJをやっていて何もいい子ちゃんでいようとか、迎合しようとか、そんな事は思っていませんが…でもいろんな意味で勘違いしている奴を見ていると腹が立つというか、こんなのと一緒にされたくないというか。正直いますよ、そんな人も。もちろん極少数ですが。

とは言え、万人を納得させるDJというのも難しいです。答えはあって無いようなものだし。中には 自分が好きな事だったら好き勝手にやればいいじゃんって言う人もいますしね。

でも他人様を納得させるプレイというのは明らかに存在する訳で。
それは確かなテクニックや選盤。そして音楽に対する真摯な姿勢だと思うのですが、僕にはそんなものはないんで(努力はしていますが)、どこで勝負できるかって言ったら

可愛げ

ですよ(笑)。暴走族だって所詮は人の子ですから、多少可愛げがあれば許される面もあるかもしれませんしね。

そういう意味で言ったら、先日 不動前で回させてもらいましたロケンロー星人(ワッキーさん)の初オーガナイズドイベントでは、ちょっとは可愛げを出せたのかなと(笑)。

初めての主催イベントにお声掛け頂けるだなんて、こんな光栄な事はないじゃないですかぁ。だって「かーやんにお任せします」と指名されたのだから。それはもうホントに有難いというか、正直嬉しかったです。

おそらくワッキーさんからしたら「かーやんは普段から昭和歌謡を回しているし、彼だったらおそらくヘンな(面白い)事をやってくれるであろう」という期待値込みでのオファーだと察したんで(笑)、それに応えるべくやりましたよ。いつものネタものを(笑)。

別に僕は承認欲求があってDJをしている訳ではありませんが、少なくとも仲間に認めてもらえて初めてDJって名乗れるのかなーと思ってみたりして。

DJをやる事自体は決して難しくはありません。はっきり言って誰にでもできます。
でも それを長く続けていきたいのならば、やるべき事はあると思っています。

今回は「可愛げ」の話をしましたが、それ以外にDJとしてやるべき事の話は またの別の機会にしようかなと。

ご清聴、感謝。

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