【ねこむの子達】レイニーちゃんの猫耳(後編)
今度は過去ストーリーをリメイクしてみました。ストーリー自体が長くなるので前後編に分けてあります。こちらは後編です。前編をまだ見てない方はこちらから見てくださいね。
※こちらは過去ストーリー「猫耳が欲しいという話」と他2つのストーリーを合わせてドット絵やセリフをリメイク・加筆修正したものです。
~ ねこむの子達とは? ~
2021年に誕生した5体の創作キャラグループです。具体的にいうと3人と2匹のねこで構成されたグループでそれぞれに違った個性があります。
~ ねこむの子達の物語とは? ~
ねこむの子達が演じるオリジナルストーリーです。日常的な会話から感動的なストーリーまでキャラクターたちの隠れた個性を見つけ出したり、最近の創作作品の延長線上をたどったりするようなストーリーを目指しています。
~ 後編のあらすじ ~
謎の鳥さんに猫耳を取られてしまったレイニーちゃん。くろたんはその猫耳を探しに旅?に出た。果たしてくろたんは猫耳を取って行った鳥さんを見つけることができるのでしょうか。そしてその先にある鳥さんの本当の意図とは何なのでしょうか。
~ 登場人物紹介 ~
ねこむの子達の公開メンバーを紹介しています。物語によってはここで紹介しているキャラクターのほかに登場人物がいることやここで紹介したキャラクターが登場していない場合もあります。あなたの最推しは誰ですか?
~ キャラクターの発言はこのようになっています ~
なーこちゃん:Nako レイニーちゃん:Rainy ラナちゃん:Lana
おもち:Omochi くろたん:Kurotan (わからない人物など:?)
文章のみはナレーション的なあれです。
別途、登場する名前の分かるキャラクターの発言は話中で表記しています。
それではお楽しみください
あたりを散策していると1匹の白い鳥を見つけました
Kurotan:あの鳥だ、猫耳のカチューシャを持ってる
Kurotan:だけど周りが光っているような.. なんで?
鳥にそっと接近するくろたんですがその前に鳥に気づかれてしまいます
ですが鳥は逃げずにくろたんに話しかけました
?:もしかして、猫耳を取りに来た?
Kurotan:そうだけど、なんで?
?:ラナちゃん、実は猫耳を動かせると聞いたのだ
?:そしてなーこちゃんも猫耳を動かせるみたいなんだ
?:ただ、レイニーちゃんだけ猫耳を動かすことができない
Kurotan:どうして?ラナちゃんも猫耳を動かすことはできないはずなのに
ラナちゃんは本物の猫耳ではないので動かすことなんてできないはずです
?:ラナちゃんは魔法を使えば猫耳を動かすことができるのさ
Kurotan:そ、そうなの!?
?:おっと、そういえば正体を明かしてなかったな
Bird:私はラナちゃんの魔法を作った魔法使いの鳥(Bird)なのだ
Bird:だから、レイニーちゃんにも魔法を使わせてあげたいという
思いから猫耳を取ってしまったのさ、申し訳ない..
Kurotan:そうだったのか、レイニーちゃんすごく悲しそうにしてたよ
Bird:そうだよね、レイニーちゃんにとっては念願の猫耳だったから
鳥のそばには1輪のネモフィラの花が置いてあった
Kurotan:これは..、ネモフィラの花? しかも光ってる!?
Bird:そうだ、魔法の杖だよ、これを使えば..
Kurotan:レイニーちゃんの猫耳を動かすことができる!?
Bird:ああ、もちろんできるよ
ただ、くろたんに使い魔になってもらわないとね
魔法を使うには好きな動物を1体使い魔にしなければなりません
Kurotan:え!?使い魔になれるの?是非~!
Bird:喜んでもらえて何よりだよ、さて、魔法の杖ができたから
レイニーちゃんのところへ返しに行くとしよう
というわけでレイニーちゃんの猫耳を返しに行きます
Rainy Omochi:あれは!?
Kurotan:この鳥はレイニーちゃんに魔法を授けようとして
猫耳を取ったみたいだよ、レイニーちゃん、猫耳動かしたいでしょ?
Rainy:え!?そうなの?
Omochi:この鳥知ってる!ラナンキュラスの魔法を作った鳥だったよね
Kurotan:そうそう、それでネモフィラの魔法も作ってくれたみたい
Bird:誤解を生んでしまって申し訳なかった
Bird:私の正体を知っているのはラナちゃんとおもちだけで、レイニーちゃんにその正体を知らせたくなく、こんなことをしてしまったのだ..
鳥はレイニーちゃんに猫耳を返すとともに
ネモフィラの魔法の杖を渡しました
Rainy:そうだったんですね、せっかくなので使ってみましょう
レイニーちゃんが魔法を唱えると..
Omochi Kurotan:わーすごい!
レイニーちゃんの猫耳が自由に動くようになりました
Rainy:魔法の鳥さんありがとうございます!
Bird:いえいえ~、これくらいなら私なら簡単にできますよ
Bird:では、この辺で失礼します
一同:ありがとうございます~!
こうしてねこむの子達みんなが猫耳を付け
自由に動かせるようになりましたとさ
Fin..
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