マイの気持ち

我が家の愛猫、マイの避妊手術を今月11日に行った。
長年発情期に私の手を蹴って蹴って蹴りまくったマイに、もうそんな時期は来ないのだろうなと思うと、蹴られた後の傷がなくなるのも寂しく思う。

手術は無事終わり、術後服を着たマイは少し小さく見えた。

病院に迎えに行った時の鳴き声はかなり怒ったものだった。家に来てから9年間、一度も聞いた事のない声だった。賢い子だから、薄々何かある事は気づいていたと思う。だから余計に怒ったのかもしれない。

帰宅してから丸3日は、自分からカリカリを食べようとも水を飲みに行く様子も見られなかった。
私やパ-トナーが寝ている間に水は飲んでいたらしく、猫砂の色は毎日変わっていた。
ご飯の代わりにおやつをスプーンに乗せて食べさせた。パウチの食事も少しずつあげた。

4日目辺りになってようやく自発的にカリカリを食べに出てくるようになった。排泄も徐々に増えた。
一先ず安心した。

18日に術後経過の診察でマイを病院に連れて行った。経過は順調で、傷口も綺麗にふさがっているとの事。

術後服を着ていると本人も病気だと思うのか、ロフトベッドの乗り降りも呼びつけては抱っこさせてくる。
いつもよりか弱い声で鳴いたりもする。
パ-トナーと2人で笑い合う。

そんなマイの心境を私たちは知る由もないけれど、これからも元気に長生きしてくれれば嬉しい。
変わらず、いや一層甘えん坊になっても構わない。寝る時の腕枕だって好きなだけしてていい。

マイがもし言葉を話せたら何と言うだろう。
クルクル変わる表情でどんな事を思ってるんだろう。

私たちにとってキミがどれ程大切な存在か、キミは知っているかい?

こんな事をつらつら綴りながら隣で寛ぐマイを見ている。

#キジトラ #高齢での避妊手術#よく頑張ったね

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