【期間限定掲載】柳小路の女
noteにも小説本文を掲載してみよう、ということで、こちらへも他所へ掲載している小説を【期間限定掲載】してみようと思います
末尾に外部へ掲載している本編へのリンクを記載しておきますので、気に入っていただけましたらよろしくお願いいたします
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―柳小路の女― ※お江戸怪談もの短編
満月の明かりを頼りに、ひとりの丁稚が武家屋敷の立ち並ぶ夜道を走っていた。少年の名は六助。歳は十五・六といったところか。お琴様からの大切な預かり物を両手で大事に抱えてい