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「腰痛探検家」を読んだ

最近、面白いなにかに触れることがないなと思い、昔買ってKindleに入れていた本を読み返してみた。

https://www.amazon.co.jp/%E8%85%B0%E7%97%9B%E6%8E%A2%E6%A4%9C%E5%AE%B6-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%AB%98%E9%87%8E-%E7%A7%80%E8%A1%8C/dp/4087466353

タイトルどおり、辺境探検家として知られる著者が腰痛を追究(?)していく話。たしか意外なオチだったなという記憶はあったものの、4年ぶりに読んだらまっさらな気持ちで最初から楽しめてしまって、それはそれでいいのか自分の記憶力。と我ながら突っ込んでしまった。4年前はほぼ腰痛に悩まされていなかったけれど、この在宅勤務続きの日々で時々腰がめちゃくちゃ痛くなったりして、正直他人事ではなくなってきた。

民主主義は喜劇なのかもしれない。

一見腰痛に関係ないこの一文が、腰痛を突き詰めたあとに出てくるのが面白かった。自分自身、心調子がこの半年くらい悪く、右往左往することになった(まだ解決はしていない)けど、もしかすると民主主義の社会でなければ、そもそもこの悩みすら抱えていなかったのではないか、なんて思ってしまう。自分で「将来の夢」「向いてる仕事」を探さなきゃいけないんだもんなー。
心がまだ本調子じゃないので、何を読んでも精神に結びつけてしまう。いつかこんな心の調子のことを忘れて、気軽に本を読める日々に戻れるのだろうか。人の腰痛の話を読みながら、勝手にダメージを受けた読書記でした。

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