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上演台本

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かるがも団地の過去公演/藤田恭輔作 の脚本をまとめています。
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記事一覧

かるがも団地 第8回本公演『静流、白むまで行け』上演台本

はじめにかるがも団地 マグカルシアター参加作品 第8回本公演『静流、白むまで行け』 2023年はかるがも団地結成5周年記念企画として、6月と11月に2回本公演を実施しました。幾度も神奈川の街をモチーフに劇をつくってきたのですが、念願の神奈川進出を果たしました。 "取り返しのつかない失敗"によって、掴みかけた夢への道を断ってしまった男女の再生を縦糸に、普通の日々を戦う市井の大人たちのヒューマンコメディ。お話の舞台は冬の海街・小田原です。 ニュータウンをやんちゃに駆け回る子

¥650〜
割引あり

かるがも団地 第7回本公演『M.O.S.ヤングタウン』上演台本

はじめにかるがも団地 第7回本公演『M.O.S.ヤングタウン』 皆様のおかげで2023年に結成+旗揚げ5周年を迎えた私たちは、記念企画と題して6月・11月に2度の本公演を実施しました。 その初夏の陣がこの『M.O.S.ヤングタウン』です。 M.O.S.=南大沢でございます。八王子市南大沢は、劇団員三人の出逢いの地である、首都大学東京(現:東京都立大学)がある街であり、私藤田が上京して初めて過ごした街でもあります。周年を迎えた今、そんなゆかりの地に捧げる作品をつくってみようと

¥650〜
割引あり

『なにがたりない』(2023年版) 上演台本

はじめに(この作品について)演劇企画 どうにもならない毎日に光を。2023 『なにがたりない』 当企画で脚本提供させていただくのも4回目となります。 本当にありがたいお話です……。 かるがも団地ではなかなかできない、恋愛ものに真っ向からトライする機会をいただくことが多いのですが、今回は2020年に初めて当企画で書かせていただいた作品の改訂再演でございます。 初演の上演台本はこちら↓↓↓ 横浜に住む2人の大学生・悠作とかなえが、それぞれの恋愛に葛藤するお話です。初演と

¥450

かるがも団地 第6回本公演『秒で飛びたつハミングバード』上演台本

はじめにかるがも団地 第6回本公演『秒で飛びたつハミングバード』 あらためてあらすじを簡単に記してみました。 2022年3月に青春群像劇を上演した私たちが描く「青春の次の季節」として、冬の青梅を舞台に、大人になってしまった人々の日々の悲喜こもごもを描いた群像コメディです。 キャストオーディションは、過去最大数の応募のあった前回オーディションからさらに約1.5倍も応募数が増え…(M-1みたいな言い方なっちゃった)。 そこで出逢った素敵な皆さまを中心に”ワンチーム”で創作いた

¥700

佐藤佐吉演劇祭2022参加作品『なんとなく幸せだった2022』上演台本

はじめにかるがも団地 佐藤佐吉演劇祭2022参加作品『なんとなく幸せだった2022』 相模大野の高校で同級生となった男女7人+1人の、およそ10年間の悲喜こもごもを描いた青春群像ポップジャムコメディです。 ポップジャムコメディってなんやねんって話なのですけど、その昔『ポップジャム』というNHKの音楽番組がございまして、要は懐かしいお歌を沢山添えながらお届けするコメディという気持ちでつくりました。 劇の中でもカラオケが一つのモチーフとなっています。 昨年8月の第5回本公演

¥700

第5回公演『意味なしサチコ、三度目の朝』上演台本

はじめに 少子高齢化・人口減に歯止めのかからない秋田県能代市。 地元・能代の団地を離れ、東京で派遣社員として生活する幸恵。 十代を過ごした団地の取り壊しに伴い、 未だ団地に住む父の引っ越しを手伝うため、 5年ぶりに能代に帰省をすることに。 団地で育った友人達との久々の再会。 よみがえるくだらない記憶たち。 でも、今の能代に、幸恵の一番の親友・サチコはもういない。 これは私、秋林幸恵と、私が生まれ育った能代と、私の友達、サチコの話。 かるがも団地 第5回公演『意味なし

¥700

コント集その2『ジャーニー』上演台本

はじめに かるがも団地2年ぶりのコント公演『ジャーニー』 旅に行きづらくなってしまったご時世への鬱憤を晴らすべく、新宿から小一時間のコントの旅へ皆さんをお連れします…! …という触れ込みのもと、せっせと荷造りをしていたのですが、緊急事態宣言発令に伴い、有観客公演を断念し、急遽無観客配信公演に。 急遽駆けつけてくれた配信技術の高畑さん(シル/CHARA DE)、最後までワクワクを忘れずに参加してくれた出演者・スタッフの皆さま、販売期間4日間にもかかわらず物凄い勢いで配信チ

¥500

第4回公演『君の街によなよな!』上演台本

はじめにかるがも団地 第4回公演『君の街によなよな!』 東京大田区。最愛の妻とは離婚、仕事も失って実家の商店にふらふらと戻ってきたテキトーな兄と、兄に愛想をつかす受験生の妹。 ひとつ屋根の下、凸凹兄妹の二人暮らしを軸に、小さな商店に流れ着いたちょっと残念な人々との交流を描いた生活譚です。 一話完結型(?)の全三話構成。深夜ドラマのようなゆるやかなコメディをこしらえてみました。 前回や前々回よりは短め&ライトな作品です。コロちゃんのおかげで気が塞いでしまって、始める前は

¥700

第3回公演『ありったけサンセット』上演台本・記録写真

はじめにかるがも団地 第3回公演『ありったけサンセット』。 社会になじみたい/なじめない「おとな低学年たち」による、 一冬の「休む間もないロングバケーションコメディ」です。 周りに流されるように就活をし、 会社員生活スタートと同時に劇団を旗揚げした2年前。 僕は現在、厳密に言うと会社員ではないのですが、 演劇だけでは食べていけないので日々お勤めをしています。 社会人生活を通して、「働く」を通して感じたこと、 自分の周囲で様々な理由から心の病を患っている方々のこと、 自分自

¥700

猿博打×かるがも団地 合同企画 三匹と三羽『野良犬』上演台本

はじめに猿博打×かるがも団地 合同企画 三匹と三羽『野良犬』 当公演は仲良し劇団・猿博打との初の合同公演でございました。 猿博打は村上さん(写真左)・板場くん(中央)・河村さん(右)の3人から成る劇団でございます。 2020年から今年にかけて、全員かるがも団地の本公演に客演として出演していただきました。最近ではかるがも団地の劇団員・宮野が、猿博打の公演で制作スタッフを務めさせていただいています。 そんなわけで仲良し通り越して癒着しまくってきた私たちなわけですが、 どうせな

¥700

チャミチャム case1『気が澄むまでここにいる』上演台本

はじめにチャミチャムは、かるがも団地でもお世話になっている俳優・波多野伶奈さんによる"ひとり(+プロデューサーとして月館森さんがお手伝い)ユニット"です。 "劇団"のようながっちりとしたものというよりは、波多野さんが自分のやりたいことを形にするためのゆるやかな居場所、でしょうか。 公園につくった秘密基地、家でやる餃子パーティー、行きつけの喫茶店、冬場だけ庭に作るかまくら。私はそんな印象を持っています。 そんな立ち上げたばかりのユニットでの初の試みの場にお声がけいただき、波多

¥500

『つばさ』 上演台本

はじめに(この作品について) 演劇企画 どうにもならない毎日に光を。2023 『つばさ』 2020年、2021年に引き続き、当企画の台本を書かせていただきました。 基本的に自分の劇団以外で何かご依頼をいただけるようなことはまだまだ無い(技量不足・営業不足……)ので本当にありがたいお話です。 当企画では、かるがも団地ではなかなかできない恋愛ものに真っ向からトライする機会を頂いてます。演出のいち。さんのルーツでもある、千葉県成田市を舞台にした青春群像を書かせていただきました。

¥450

『野良猫と彼女』 上演台本

はじめに(この作品について) 演劇企画 どうにもならない毎日に光を。vol.2 『野良猫と彼女』 2020年のvol.1に引き続き、当企画の台本を書かせていただきました。 基本的に自分の劇団以外で何かご依頼をいただけるようなことはまだまだ無い(技量不足・営業不足っ……)ので本当にありがたいお話です。 当企画では、かるがも団地ではなかなかできない恋愛ものに真っ向からトライする機会を頂いてます。vol.1が関係性がごろごろと崩れていくお話だったので、今回は逆に出来上がっていく

¥450

『なにがたりない』 上演台本

はじめに(この作品について)演劇企画 どうにもならない毎日に光を。vol.1 『なにがたりない』 初めて自分の団体(かるがも団地)以外で、舞台の台本を書かせていただきました。2019年に王子スタジオ1にて行った第2回公演を見に来てくださった演出の方にお声がけいただきました。本当にありがたいお話です。ご縁とはこのことです。 大人になるにつれて純真無垢な恋心だけでは恋愛できなくなってしまう、そんなことをモチーフにした恋愛ものを!というオーダーをいただきました。かるがも団地では

¥450