教養と知性、感性について
教養とは論理と理性の範囲に入るものではなく、感性によって感得した知的経験のことを指すものではないだろうか。教養が知性を育む。知性ある者は感性も鋭いと言える。従って、知性と感性とは不可分だろう。
昨日、文化芸術事業を営んでいる友人に招かれ、文化事業に関わる数人と焼肉をご馳走になった。その際に、教養と知性とは何か?という議論に至り、自分なりに理解が深まったので備忘録的に記したいと思う。
理性と論理、感性と知性についてまず、私の認識論の立場は、エマニュエル・カントに従っている。