あのころのレギュレーションで遊ぼう! ~2019SMレギュ編~
みなさんこんにちは!ふーと申します。
7/18(月・祝)にCL2019新潟のレギュレーションで遊ぶイベントを開くことになりました。
詳細は上記のリンクから確認できます!ぜひご参加ください!
当時のポケモンカードについて全く知らない、という方々のために、今回は当時のルールやデッキについて紹介していきたいと思います。
1. 当時のルールについて
まずは、SMレギュレーションと現行レギュレーションの違いについて説明します。
1. 先攻1ターン目にもサポートが使える!
2. ポケモンVとVSTARパワーに近いもの「ポケモンGX」と「GX ワザ」が使える!
3. ゲームスピードがゆっくりめ
1. ですが、そのままの意味で、先攻1ターン目にもサポートは使えます。
現行レギュだと1ターン目にボールが少なくて展開できない、なんてこともあるかと思いますが、この頃はサポートも使えるため比較的展開が楽です。
2. ですが、エクストラレギュレーションを知っている人ならご存じだと思います。
ポケモンGXは倒されるとサイドを2枚取られるポケモンです。
進化ポケモンだけでなく、たねポケモンにも存在します。
また、進化GXは、GXではない非ルールのポケモンから進化することになります。
そのためGXに進化する前に倒されても取られるサイドは1枚で済みます。
(そのぶんHPも低いため倒されやすくはあるのですが…)
GXワザもVSTARパワーとほぼ同じですが、「ワザ」とついてるだけあって特性は存在しません。
しかしたねポケモンのGXが存在する以上、後攻1ターン目にGXワザを打つことも可能です。
最後に3ですが、今回のレギュレーションではTAG TEAM GXが存在しないため、GXが倒されても取られるサイドは2枚で済みます。
加えて、進化前が倒されてもサイドは1枚しか取られないため、全体的なスピードがゆっくりめになっています。
クロバットVのように特性で大量ドローができるポケモンも存在しないことも影響しています。
まとめると、お互いにある程度ゲームプランを通しやすく、それでいてゆっくりめのスピードでゲームが進行していく、ということですね。
2. よく使われていたカード
さっそくデッキ紹介…に入る前に、様々なデッキに使われていたカードを厳選して紹介していきます。
もちろんここで紹介する以外にも強力なカードはあるのですが、それは個々のデッキリストから確認してもらえればと思います。
カプ・テテフGX
ほぼ全てのデッキに1枚は入っていたポケモンです。
現在のネオラントVと同じで、特性で山札からサポートを持ってこれます。
先ほども説明しましたが、先攻1ターン目にもサポートが使えること、またこのカード自身があらゆるデッキでアタッカーとして使えることもあり、ネオラントVと比べても遥かに汎用性が高いです。
なぜか弱点もないです。
ハイパーボール
言わずと知れたボールですね。
進化ポケモンが多いこの環境ではハイパーボールを積んでいるデッキが多いです。
また、クイックボールもないため、ベンチに出したときに使える特性持ちのポケモンは基本このカードを経由してから出します。
ネストボール
クイックボールと違い手札コストがいらない代わりに、ベンチに直接出すため特性が使えないボールです。
最近だとふかそうちがこのカードの下位互換だと話題になってましたね。
レスキュータンカ
すぐ1体手札に戻すか、山札に3枚戻すか選べる優秀なカードです。
ハイパーボールをたくさん入れるデッキが多い中で、相性が良いこのカードもセットで採用されていることが多かったです。
こだわりハチマキ
今でいうこだわりベルトですね。
当たり前ですがとても強く、だいたい2枚くらい採用されていることが多かったです。
リーリエ
この環境のドロサポ2トップのうちの1枚です。
最初の番限定ですが手札が8枚になります。
どんどんボールを使いつつこのカードでドローできたら最高です。
シロナ
ドロサポ2トップのもう片方です。
こちらは安定して手札が6枚になるということで、若干手札が詰まりがちなデッキに多く採用されていました。
グズマ
簡単に言うと、ボスの指令+ポケモン入れ替えです。
明らかに強いですよね。
このカードがあるせいで状態異常がメインのデッキはあまり流行らなかったです。
ダブル無色エネルギー
ダメージが減らないダブルターボエネルギーです。
先ほど説明したカプ・テテフGXもこのカード1枚で殴ってきます。
弱いわけがない。
3. 当時の環境デッキの紹介
ここからはCL新潟環境で活躍した・有名だったデッキを紹介していきます。
デッキリストはlimitlessのサイトからいくつか抜粋してあります。
(すべて英語なので読みづらいとは思いますが、上記リンクからサイトに飛べます。)
ではさっそくいきましょう!
ルガルガンゾロアーク(リーリエ型)
デッキコード:n9LgNn-AxatSA-g6LPQn
現在ポケカプロ兼YouTuberとしてお馴染みのサーニーゴ選手が使って優勝したレシピです。
ゾロアークGXの特性でドローしつつ、ルガルガンGXで相手のベンチを引き摺り出して攻撃する対応力の広いデッキです。
たねポケモンの特性を止めたり、回復したり、手札を流したり…
幅広い戦術がとれる強力なデッキですね。
ルガルガンゾロアーク(ウツギ型)
コード:HLgnnn-T92wwP-nNn9ni
こちらはウツギ博士のレクチャーを使ってHP60以下のポケモンを展開していくタイプです。
リーリエ型よりもポケモンの展開については安定している分、単純なドロー枚数は減っているため引きたいカードを引けない可能性がそれなりにある、という点でそれぞれ異なります。
ウルトラネクロズマ
コード:cGYD88-6aaTN3-8cY88a
こちらもポケカ四天王でおなじみ、凱選手が使用して準優勝したデッキです。
トラッシュからエネルギーをつけられるカラマネロを複数体立てて、アタッカーで殴るデッキですね。
一度カラマネロが立ってしまえばエネルギーが無尽蔵につけられ、ギラティナが特性でトラッシュから何度でも出てくるため、困ったらとりあえずギラティナで殴れば大丈夫という簡単めなデッキになっています。
HPが高い相手にはウルトラネクロズマGXでワンパンもできます。
ジラーチサンダー
コード:VFbfkk-AzKONP-F1b5Fk
こちらは3位の構築ですね。
1エネで80ダメージも出せるサンダーをメインに、雷タイプの豊富なサポートカードで補助してサイドを取り続けるデッキです。
山札からトレーナーズを持ってこれるジラーチがゲームの軸になっており、油断するとあっという間にサイドを取り切られて負けます。
しかし、ジラーチに依存している分、特性を止められたりジラーチが逃がせなかったりすると動きが止まるのが弱点です。
そのため、他のデッキよりも入れ替えカードが多く入っています。
書いていて思ったのですが、はやがけのゼブライカを入れてみるのも良いと思います。
ジラーチサンダー(サンダースGX入り)
コード:1FvbFk-CuLXoY-kVkfVF
こちらはサンダースGXを採用しているジラーチサンダーです。
非ルールのサンダーが雷弱点なため、ベンチのジラーチにダメカンを乗せながらサンダーを2パンできるサンダースGXを採用している型も一定数いました。
ズガドーンアーゴヨン
コード:nngnLn-1jL3Y1-ngiL9g
アーゴヨンの特性でトラッシュからエネをつけ、ズガドーンのワザで大量にロストゾーンに送り大ダメージを叩き出すデッキです。
エネルギーがなくて相手を倒せないときでも、GXワザ「バーストGX」でサイドを1枚減らすことができる、かなり攻めに寄ったデッキですね。
CL新潟より1つ前のCL東京では猛威をふるいましたが、非ルールに弱い都合上ジラサンに不利を取ってしまい数を減らしました。
レックウザ(クワガノン型)
コード:FkkVbk-4FlHD3-51wVkV
ついているエネルギーが多いほどダメージが上がるレックウザで殴り続けるパワー型のデッキです。
一度クワガノンが立ってしまえば毎ターン山札からエネルギーをつけられるため、考えることが少なく初心者にオススメのデッキです。
レックウザ(アーゴヨン型)
コード:nLN9Hg-PExTQT-gH6gnL
レックウザにはアーゴヨンをエネルギー加速の軸にした型もあったみたいなのですが、レシピが公開されていないため自分で作ってみました。
こちらはジラーチを採用してデッキが回りやすくなるようにしてあります。
グランブル(すっからかん)
コード:RUUXEp-rgHF8P-2y2yyM
今のヒスイウインディとほぼ同じで、手札が0枚のときに大ダメージが出せるグランブルがメインのデッキです。
こだわりハチマキをつければ190ダメージでたねポケモンGXを倒すことができ、ムキムキダンベルをつければ非ルールに強く出られます。
カエループ
コード:8aGxGc-CJ0WFv-K888xx
最後に、とーしん選手が使用したカエループを紹介します。
このデッキはとにかく耐えつつ盤面を作りながら、最終的にゲッコウガGXのワザでループするデッキです。
細かい解説をするととんでもなく長くなってしまうので、詳細が気になる方はこちらの解説記事をご覧ください。
4. まとめ
SMレギュは活躍できるデッキが多く、とても楽しいです!
当時遊んでいた人もまだやったことない人も、一緒に遊んでみませんか?
当日は貸し出しデッキも充分な数を用意しているので、手ぶらでもOKです!
ご参加お待ちしています!
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