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WD#23 may26

今日も今日とて、Word of the day. 23日目

symposium (n) 語源的にはsyn- "together" + posis "a drinking"なので、飲み会をもともと指していたというのは割とよく聞く話。syn-はsymbol, syndrome, synecdoche, synergy. synonym, syntaxなどかなり多くの語に使われている。また、posisは印欧祖語*po(i)- "to drink"に遡るとされ、その派生語には、beerやbeverageが含まれる。

al fresco (adj, adv) 外でという意味。主に食べ物関係で使用され、al fresco breakfastやthe meal we ate al frescoなどと使われる。今回はアウトドア食事シリーズか?

bouquet (n) フランス語由来の語で、もともとは"little wood(木立)"の意。Etymonlineでは、Miss Mary Montagueの1716の使用からとされている。そういえば、bookとも音が近い。

butt in (phrasal v) 口出しをすること。例文はほとんどStop butting in.など。figurativeにはnone of your businessと言われそうなことに干渉すること。

fairy gold (phrase) given by fairies but turned into rubbish when put to use. 日本語ではなんだろう、狸の葉っぱ? fairy gold/moneyも同じような意味。fairyつながりでは、the tooth fairyも有名な慣習。

【つぶやき】bouquetを広めたLady Mary Montagueさんだが、このMaryさんは、初代Sandwich伯爵の孫の妻で、弟を天然痘で亡くしたので、その予防接種(そのころはジェンナーによる牛痘の接種前だったので、人痘の接種)をイギリスで広めるよう努力した人とのこと(ちなみに、例の賭博好きなサンドイッチの逸話の伯爵は4代目)。ふとSandwich伯爵なのにモンターギュ家?と疑問に思い調べたら、Sandwich伯爵自体はCanterburyで有名なイギリス南東部のKent州の東の端っこにあるSandwichという街の名前に由来していた。で、このSandwichの近くには、Hamという村があるみたいで、両方が載った看板がWikipediaに載っていた。もはやbouquetと何の関係もない感は否めない。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/File:Ham_Sandwich_road_sign,_Kent.jpg


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