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【エッセイ】ワタシがいい人を辞めて快適に生きてる話し

子どもの時から人間関係を大きなトラブルが無く、友達に恵まれてる、先輩や上司や先生には可愛がられ、後輩たちも親しみを持って近寄ってきてくれることが多いように感じていた。友達作るには得な方だなって思っていた。

それはだいたい、自分が従順でいい子を演じているからそうなるわけで、たまにひょっこりキカナイ女の本性が出てしまうわけだ。
ひたすら「優しいね」「明るいね」と言われて続けたワタシも、深く関わる人の一部に「芯が強いんだね」「けっこうキカナイところあるんだね」と言われるようになっていた。

明るい優しいって言われるより嬉しかった。心の中はいつも右向け右で生きていなかった、和を乱さないように誰かを傷付けないように多数決の渦に紛れていただけだったから。

どうしたら人に合わせすぎたり、人の顔色だけを伺うのを辞めれるかわからなかったし、辞める必要も無かったのかもしれない。辞めたかった訳ではない。それを続けるのが困難な環境に遭遇したので、いい人を辞めざるを得なく強制的にいい人辞めたと言っても過言ではない。移行期間以下のことを自然としていた。

【STEP 1】
自分が自分を楽しませる時間をとっていた

【STEP2】
行動を否定されたら、自分が未熟だったり間違っていたとしても、注意やお叱りを受けたことは受け止めて、ワタシはこう考えたからこう行動したって言うようにした

【STEP3】
機嫌が悪い人がいても自分のせいだと思わないようにしてる


「自分が自分を楽しませる時間をとっていた」
当たり前のことだと思うんだけど。ワタシにとっては1人の時間をいかに楽しむかが鍵でした。コロナ禍で人に会えないことも功を奏したと思う。元々おひとり様も得意で焼肉や居酒屋や旅行も1人で好んで行く。会社の飲み会や女子会も好き。
ひとり行動はマニアックな趣味に没頭することや個人技を高めることやクリエイティブなことを生み出し完成させることがおすすめ。お金がある人は多いに使ってみるのがいいと思う。ワタシは身近な野草観察とその利用法を調べ、実際に作り使っている。

「行動を否定されたら、自分が未熟だったり間違っていたとしても、注意やお叱りを受けたことは受け止めて、ワタシはこう考えたからこう行動したって言うようにした」

ひとりで行動していると間違うこともあるし思わぬ発見があったり、自分の弱さや自分の素晴らしさを見つけることができるようになる。
仕事を辞め新しい環境で働くことがコロナ禍で重なった(解雇ではない。辞めた方がいいと思わられてもおかしくないくらい不振は続いていた)。
わからないことは訊くのが大切だけど、2回も3回も訊かないようにと言われる。1回で習得できる人間ではなかったので、失敗も多かった。
指導されたことと自分の考えを咄嗟にミックスしてやってみる。何度も訊くなと叱られる時間を短縮させるためだ。だいたいは習得していくのだが、やり方が変わっていると注意やお叱りを受ける。「すみません、その方がいいんですね。ワタシこっちの方がやりやすくて。迷惑かけました。これから気を付けます!」それを人は言い訳と呼んだのかもしれない。そうすると、「そういうやり方もあるんだね、やりやすい方でいいんじゃない?」って言われることもあった。「うるせえ」って言われることももちろんあった。
ワタシの操は貫かなくても、ワタシがその時操と思ったことを伝えること。誤解を生まないし、決して反抗してる訳ではないということが伝わるので、緊張関係にある人とものちに円満な関係になるのがわかった。

「機嫌が悪い人がいても自分のせいだと思わないようにしてる」
元から気が付かないタイプの人もいる。ワタシは気が付いてしまう。なんなら自分が原因になったとしたら何をしただろう、言っただろう。自分が原因で無くてもなんでご機嫌になるフォローができてないんだろう。と、すごく気になる。今でも気になっている、正直。今できることは気付いてないふりしていたって自分のペースでいる。自分はニュートラルやほんの少しご機嫌な感じにする。
不機嫌な人が集まる現場で働いて自分もピリピリしたらお客さんに申し訳ないと思ったことがキッカケで、それを習得し始めた。私生活でも「大変そうだね、早く元気になあれ」って心の中でおまじない言ってあげる。
「もし本当に気に食わないことあったらちゃんと言ってくれ言われる準備はできてるぞ!」って感じで、堂々とそっとしておく。

〜あとがき〜
いい人は元からいい人なので、いい人やめても結局いい人はだから、心配しないで自分軸で愉しく生きれるようになりましょうね、ってエールで書いてる。
いい人を辞めなくてもいい。辞めなきゃいけない時が来たら辞めたらいい。今すぐ辞めたくても時間をかけて辞めたらいい。
1人が嫌いな人は無理してひとり行動しなくてもいいと思う。誰かといることで自分が自分を喜ばせるならそれがいい。

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