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スポンサー、という考え方。

ども、かーるです。

最近あちこちで見かける『クリエイターサポート』についてや有料noteについての考えを読んだり聞いたりして、そしてこの数日間『サポートさんを宣伝します』って企画を進めててしみじみと思うことがありまして、せっかくなのでテキストで書いておこうと。

私は(少なくとも今は)このnoteでお金を出して買ってもらえるレベルの『作品』を公開できるスキルがありません。
もしかしたら買ってくれる側の方から見たら違うのかもしれないですけど、私は本来物書きであり、その30年近く続けてきている物書きにおいてすら販売できるレベルのネタも文章力も失っていますからね。その他のスキルはほぼこの1年でいろいろやってきただけの素人だから、総じて『作品』にはなりえない、と思ってます。

また、私が思い付きで始める『企画』や『イベント』についても、それらは原則『商店街のみんなでお客さん呼ぶのに祭りやろうぜ』的なスタイルですから、それぞれに参加される方の『作品』が有料であることはぜんぜん良い(ってかむしろ推奨してもいい)んですけど、祭りそのものにお金を要求することはする気はまったくありません。

つまり、総じて私はこの『かーる』というアカウントでは、有料noteをアップする気はないのです。


そんな私が、じゃあ自分のやってることに対して対価が欲しくないか、というと、そりゃ欲しいわいって思います。
ならどんな形でリアルな対価を求めるか、となったときに、ふと思い出した方がいるんですよね。

Asumiさんです。

Asumiさん。
今は有料マガジンでのサウンドノートのアップがメインになられてますが、以前は『はじめてnoteラジオ』っていうコンテンツを継続してアップされてされてて、当時ちゃんとした『ラジオ』なんて彼女とほか2人くらいしかなかったこのnoteにおいてはオアシスのような場所だったんですよね。

その『はじめてnoteラジオ』。
実はラジオっぽく『スポンサー制度』にしてたんですよね。

↑のnoteをチェックしてもらうと一目瞭然ですよね。
当時はクリエイターサポート機能がなかったので、スポンサーとして購入してほしい人のために投げ銭noteをアップされて、購入されたかたを『番組内でスポンサー提供としてお名前を挙げる』というスタイルで。
もちろんその投げ銭note自体も『日誌』という形で『ラジオの裏側』を提供し、更新するごとに購入者(=スポンサー)には通知が行くという至れり尽くせりなオマケまで付くわけです。
このシステム、改めて考えてみると、すごくいいものだと思いませんか?

ここからはあくまで個人的な考えですが、クリエイターサポート機能があまり表面化していない背景には、『お金を出すタイミングを見失ってる』って部分もあるんじゃないかと思うんです。

それこそ『長縄跳びに入ろうとしてなかなか入れない子供』のように、『無料コンテンツが並んでる中でどこでお金を払おうか』と迷ってる人が多いんじゃないかと。
そんなときに、お金を出した対価がはっきりしている(ラジオ内で宣伝してくれる、更新したら教えてくれる)noteがあれば、『それまで無料でコンテンツをアップしてくれてたお礼』の意味も込めてポン、と払えそうですよね。
おまけにスポンサー制度なら『お金を出してくれてる人がいる』ことをアナウンスできるから、「じゃあ私も」ってなりやすい。

『お金を出そうと思ってて、でもそのきっかけがつかめない』
『サポートされててもそれが表面化してないから、ほかの人がサポート機能使ってるかどうかわからなくて躊躇してる』

クリエイターサポート機能が上手く稼働していない(ように見える)おおよそ最大の理由の二つを、この『スポンサーシステム』はクリアしてるんですよ。すごいと思いません?


私はこの間から、この『かーる』というアカウントで、『サポートさんを宣伝します』って企画を始めてます。
これは『該当noteにサポートしてくださった方を、高田純次バリにテキトーにあることないことしゃべって宣伝します』という『ネタコンテンツ』なのですが、おかげさまで何人かの方にサポートしていただけて、アップしたものも喜んでもらえてるようです。

金額については(サポートしてくださった皆さんの個人情報だと思うので)公開しませんが、サポートしてくださった方とのことを振り返ると、やっぱり私とこれまでに何度か遊んだりやり取りしたりしてた方がこの機会にサポートしてみるか、って感じが強くて、『ああ、きっかけがあればこうやってサポートしてくれるんだな』ってしみじみ思ったんですよね。

改めて振り返ると、これもまた、Asumiさんの『スポンサーシステム』に近い形だったんだろうと思います。


クリエイターサポートは、ほかの方の『気持ち』が届く機能です。
感謝の気持ち。
あなたともっとつながりたい、という熱意。
応援したい、次に期待したい、という期待感。
さまざまな『気持ち』が込められたお金が、メッセージとともに届く機能なんだと思います。

その『気持ち』がもっと届けやすい環境を作ること。
届いた『気持ち』に感謝する気持ちを表に出せる環境を作ること。

note全体のクリエイターサポート機能の活性化を考えるカギはそこにあるんじゃないかな、って、私は思います。


よし、上手くまとまった(笑)
ちなみにこのnoteにサポートしてくださっても、テキトーに宣伝させてもらいますので(笑)そういうつもりじゃなかったのに、ってことのないようにご注意くださいませ(笑)


動画もしゃべりも未熟な私ですが、何か琴線に触れるものがありましたら、ぜひサポートお願いします。