夜、息子に「お父さんにはキャリアがあるけどお母さんにはないよね」と言われる。かなり腹が立ったので、翌朝、日本社会のチャイルドペナルティについて説明した。女性に不利益なだけでなく、男性が有利である反面、長時間労働による大黒柱の責任があることを。負の連鎖が消えるよう、考えよ息子。

何か分からないけれど、モヤモヤしている。簿記勉強が進まない焦りか？長く働いても大した成果や人脈を作られていない虚しさか…？頭が混乱するほど何かを次々やらないと達成・努力している気がしないけど、混乱すると心が壊れるというジレンマ。困った。

今のパート先で働き始めて4年半ほど。在宅と出勤の各1日勤務。フルタイムの方には到底及ばないけれど、変化を好まない私に、重たい仕事内容だった。疲れてきた。そろそろ、働くフィールドを変えるべきか…

やるべき事。錯覚資産「簿記2級取得」、来年手掛ける予定の「帳簿入力支援で得意先業務の効率化を数値で測る」、「上司に好感を持たせる」。錯覚で相手から見える実力をかさ上げし、反面、心の中では過信も卑下もせず自分の価値を活かせる場を探すこと。外にも出ていこう。ただのパート社員侮るなかれ

『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』ふろむだ著を読んだ。スキルアップだけでは自分の成果の急上昇が得られない。周囲へ自分が何者かというアピールをしながら、運と人々の無意識の勘違いを利用して伸びていく。真面目で謙虚な人が報われるための啓蒙書。新しい視点。

習い事のそろばんが大嫌いな息子。「何でやってるの？と聞かれたら”辞めるためにやってる！"と言うねん！」と言っている。私の簿記、「これ以上勉強したくないからやってる」…ん？イコール、「辞めるためにやってる！」だ！変なところで似ている。親子だな…

川の字で隣に布団を敷いて寝ている娘。最近私が一緒に就寝せず簿記の勉強をするので、寂しさを紛らわすように私の枕を取り出しぎゅっと抱いて寝ているそう。私が勉強後に布団へ入った時、娘の横に転がっている枕を見ると、キュンと愛おしさが込み上げてくる。

衝撃。昔「資本」とされていたものが、「純資産」という名前になっていた。「資産」と「純資産」は同じものだと思って本を読んでいたから、全く理解できなかったのか… 会計基準が変わると用語も変わる。要注意！ややこしい！！

簿記テキスト買い直し。同じTAC出版の『スッキリわかる』シリーズから『みんな欲しかった』シリーズへ。スッキリ、は急に分からない単語が出てきて話が進んだり、沢山新出用語が出てくるところで整理されていなかったり。みんなが、は必要な説明があってスッと頭に入ってくる。スッキリ最悪。

子供とずっと一緒の夏休み、簿記勉強は完全にお休みに入る。でも、勉強していないとこんなに気持ちが晴れやかなのかと気づく。勉強していた時は、毎度頭を悩ませ学んだ割に点数に繋がらない苛立ちを周囲にぶつけていたし、夫と目を合わせないで会話したりと、思い返すとヒドイ態度だったなあ…

子供が家にずっといる夏休み。自分の事をしていても何かしら絡まれて、集中できない、3度のご飯に追われる。ただ良かったのは子供達と姉家族の家に滞在し、大人2人、幼児と小学生含め子供5人で怒涛の8日間を過ごしたことだった。余計な事を考える暇もなくスマホを断ち、マイナス思考も失せた！

息子のそろばん検定受験会場まで、電車で一緒に向かう。小6男子、時々突然怒り出したり、そっけなかったり、でもまだ意外に甘えてくることも。諦めた、と言う反面、「お母さん、緊張する〜！」。こんなふうに一緒に出かけるのも、あと1年か、数ヶ月か…と思いながら、今の彼との時間を大事にしたい。