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アメリカで生まれて初めての運転免許証をとった#01

こんにちは。
元駐妻のかりのです。
私はアメリカ郊外で3年間過ごしました。
日本では免許を取ったことがなく、アメリカで生まれて初めて免許をとりました。
同じように、生まれて初めての免許をアメリカで取るかたに向けて、記録しておこうと思います。

※2018年時点の情報です。またアメリカは州によって、試験のルールなど異なるようなので、お住まいの州の情報をご確認ください。

さて、アメリカに行くと必ず必要になるという運転免許、私はこれまで取る必要も感じず過ごしてきました。でも、ここにきて、とうとう、必要になりました。


子どもの学校の送迎に必須。お買い物にも必須。
そして住んでいたところは冬めちゃくちゃ寒いしくて雪がつもると徒歩での外出は無理、コヨーテも出没するというのでほんとに必須でした。
(トップの写真は近所にいたコヨーテです。小型犬や小さな子供も襲われると聞いていたので、怖かったです)

とるぞー!ということで、せっせと6ヶ月ほど試行錯誤を繰り返しようやく取れました。

アメリカで免許を取る流れは以下です。

1.筆記テスト
2.路上練習
3.路上テスト

書いちゃうと簡単ですが、実際にステップを進めていくのは大変でした。

まずは「1.筆記テスト」から

■筆記テスト勉強方法

私のいる州は日本語選択無しなので、英語でテストを受けます。
運転経験ないのに英語で勉強するのは大変だな…と思っていたら、娘のママ友が心配してくれて、和訳した試験問題をくれました。
(この方も含めて、同じ学校のバスストップの方達には、免許が無い間、夫が出来ない時は娘の学校の送迎をものすごく協力して頂きました。本当に感謝してもしたりません。)
本当にありがたかったです。

そして、試験を受けたことがある人に聞くと、ともかく標識を暗記すれば合格可能性はぐっと上がるということで、ひたすら標識を暗記しました。

あとは住んでいた州には、日本人向けにとても詳しく地元情報が載っているサイトがあり、運転免許情報も何度も読み返しました。

■必要書類の準備

テストを受けるためには、以下の書類を準備します。
・パスポート
・ソーシャルセキュリティーカード
・I-94
・ユーティリティー(電気やガス)の請求書や、銀行やカード会社からの明細書など、本人の名前が記載された、現住所を証明できる書類や郵便物

この必要書類揃えるの大変でした。
ソーシャルセキュリティーカードの発行は時期によってはとても長くかかるらしいです。私は幸い2週間くらいでしたが、3ヶ月かかった方もいると聞きました。

そして一番大変だったのが、「現住所を証明をするための郵便物」
基本的に電気、ガス、賃貸契約等は夫名義でした。そのため銀行に行き口座を作ろうとしましたが、窓口担当者の人から「運転免許がないとダメ」と断られて作れず。(運転免許取得のために来たのにー。)人によっては(運転免許無しでも)銀行口座を作れたと聞くので、これは銀行ごとに違うのか、窓口担当者ごとなのか…

最終的には、Netflixの名義を共有にして住所証明できました。

渡米して生活に慣れるための諸々をしつつ、こんな感じてテスト勉強や必要書類を準備して、実際に筆記テストを受けたのは渡米してから約2ヶ月後でした。

■筆記テスト当日

最初に受付窓口で必要書類をチェックしてもらい、呼ばれて別の窓口で再度書類チェック、身長体重を聞かれて視力検査、お金を払って、ようやくテスト開始です。

テストは時間制限無しで辞書持ち込み可だったので、気がすむまで受けました。
その後試験場の受け付けの人にテストを渡してその場で採点。目の前での採点をドキドキしながら待ち、なんとかギリギリ合格🌸
やはり標識を全部暗記していったのが良かったです。

そこで、permissionが発行され、これから路上練習ができるようになります。
筆記テストは幸運なことに一度で合格しましたが、実技こそ大変…ここから路上テストまでのながーい道のりが始まりました。

続く

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