過ぎた日々、私を生かしてくれた奇跡①

人は、人生に100回ほど死ぬはずだったところを助けられているという話を聞きます。しかし、実際はAとBという選択肢を前にして、Aを選択して進んだから、Bに行けば死んでいた、という状況を知らずに生きることが多く、「あぁ私死んでたかもしれない」って本人が認識しているのは、3回程のようです。でも、その3回足らずの中でも、何かが違えば自分が今ここに存在していなかったかと思うと、偶発的なものだけではなく、神様が自分を助けてくれたと本当に感謝の思いが溢れます。

実際私は、本当に死ぬところだったところから、生かされた経緯が鮮明に4つあります。

1つ目は、小学生の低学年だったころ、家族でスキーに出かけた帰り道、父が運転していた車がスリップし、左のタイヤが溝に落ち、車体が傾きました。当時の私でも鮮明に覚えているぐらい本当に怖い経験でした。幸いにも、後列に続いていた車の方たちが玉突き事故を起こすこともなく、むしろ車から男性達が降りてきて、車体をみなで持ち上げてくれました。
そこから関連しているのか、私は滑ることが本当に苦手で、スケートもスキーも、真冬の朝に道路が凍ってツルツルになっているところの上を歩くのも、ものすごく怖いです・・・・小さな時の体験って、その後の自分にものすごく影響していたりしますよね。

2つ目は、高校1年生だった時に、交通事故で車とぶつかったことです。雪が降った翌日、自転車で登校途中、十字路を渡っていたら横から車が直進してきて、下に雪があったため車も停まれず自転車も停まれず、自分の体が気づいたら宙に浮いていました。地面に落ちてからふと周囲を見ると、あと数センチで頭がポールとぶつかる位置にあり、まともに当たっていたら本当に危なかった・・・と。もしあの日雪が積もっていなかったなら車が低速でなかったため、もっと大きな事故になっていたかもしれません。

3つ目は、大学生の時の夏、姉と二人で海外旅行に行き実家に着いた夜、当時、暑がりの私は2階の自分の部屋よりも涼しいリビングでクーラーをつけて毎日寝ていたのですが、家を出ていた姉がせっかく実家に帰ってきたからということで、その日は2階の部屋で一緒に寝ることにしました。朝の3時半ごろ釣りに行くため早起きした父が姉妹の部屋にすごい形相で入ってきて、「お父さんの財布触ったか!?」と言ってきたので、寝ぼけ眼で「触ってないよ~」と、と言った瞬間、何が起きたのかを察しました。強盗が入りリビングにあったお金を盗んでいったのです。まさに、リビングで寝ていたら強盗と鉢合わせるところを、その日は奇跡的に2階で寝ていたから、強盗と会わずにお金だけ盗られてすみました・・・前日にリビングの窓を閉めたのが私だったので、「本当はちゃんと鍵がかかってなかったのだ」と、母に責められましたが、警察が犯人の足跡を取ったところ、出窓から侵入したことが分かり、出窓の鍵を開けっぱなしにしていたのは、なんと母でした・・!!(めちゃくちゃ謝ってくれましたが笑)

これだけ思い返しても、本当に生きていたことが奇跡だし、ただの偶然ではなく、本当に神様が状況環境を変えてくれたのを感じます。

最後の4つ目は、自分にとって最も大きな奇跡であり、自分が心理カウンセラーを目指すきっかけにもなった出来事のため、また次の記事にて書くことにします。


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