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-ジャニーさんの絵-

ジャニーさんの絵は、六本木ヒルズ、東京シティビューFREESTYLE2020大野智作品展に2度目に行った時のことが印象深くて忘れらない。

お天気の良いお昼過ぎ、自然光でジャニーさんの絵を見た時、まるでそこにジャニーさんが立っているかのようだった。
ずっと見ていると涙がすーっと流れてきた。
私は、周りの目が気になるからその場を離れる。けどまた見たくなってジャニーさんの前に立つ。見てるとはらはら泣けてくるので、またその場を離れる。またもどる。
ジャニーさんを見つめたら涙が出る。そんなことを何回も繰りかえしてた。

東京から帰る新幹線の中でも目を閉じるとジャニーさんの絵が浮かんで泣けてくる。新幹線の私の席の前後左右誰も座っていないし、マスクしてるから無防備に涙が溢れてくる。
なんで泣いてるんだろう?そう思うけど泣けてくる。
初めは、
大野くんが、描いたジャニーさんの絵をジャニーさんが生きておられる時に直接見てもらいたかったなぁーと大野くんの気持ちを思って泣けると思っていた。
それにしてもそんなに泣く?と
自分にツッコミ入れるのに
涙がとまらない。

私が意外なところでジャニーさんの名前を聞いた、イヤ正確に言うとジャニーさんのお父さん喜多川諦道さんの名前を聞いたのは、
2018720日スタンダードブックストアで開催した角田陽一郎氏の『運の技術』刊行記念トークでした。
ゲストの飛鷹全法 さんは、高野山別格本山 三宝院副住職さんでした。その方が
喜多川諦道さんは高野山米國別院の第三代主監、つまりはお寺の住職で、ロサンゼルス主監だったと教えてくれました。
私は、真言宗なので思わぬ縁にびっくりしたし嬉しくもあった。
がゆうてもそれくらいしか知らないし、しかもジャニーさんのお父さんの喜多川諦道さんのことを聞き齧っただけだ。

それなのに何故、ジャニーさんの絵を想うと涙がとまらないのか?
それは、あの絵からジャニーさんの想いが伝わるからだ。

ジャニーさんは、
大野くんの芸能的な才能を見抜いていだろうし
大野くんが自己顕示欲もなく、物欲もなく
ただファンに喜んでもらえる為に
自分が納得出来るパフォーマンス出来るまで日々ストイックに努力する真面目な男だと誰よりもわかっていたんだろなと
思いを巡らせていて....
ふと以前読んだジャニー喜多川さんの記事がこの涙の水源池なのかもと思い至った。


ジャニーさんが2019年嵐の活動休止について取材された記事を転載します。

「この20年という年月、本当によく頑張った。よく頑張ってくれた。ありがとう。」


「あと2年間、頑張ってほしい。僕なんて、2年後はもういないかもしれないけどね」「本当に、2年間頑張ってくれるだけで、すごくうれしいですよね」

「当時はこの子たちはどうなっていくんだろう、と思ったけど、どんどん成長して、逆にこちらが教えられていくんですよ」

「若い子は強いですよ。僕はみんな、尊敬していますよ」


20年間頑張って、しばらく休憩して、またやるっていうのは、いいと思う。僕が若い頃か
ら、そういうのはありました
ものごとには限界があるけど、止まっちゃったら、そこが限界になっちゃう。そんな中で、20年もよく頑張ったと思います。20年頑張るって大変なことですから」
5人の決断を支持するか聞かれると、
当然ですよ」と即答した。
「僕は、嵐についていきます。2年でも3年でも、いつまでもついていきますよ。当たり前です。みんなどんどん成長するから、僕はそれに従ってついていきますよ」と答えている。

ジャニーさんの言葉は、
ジャニーズ事務所の屋台骨として20年走り続けてきた嵐への愛と感謝と尊敬を真っ直ぐ伝えている。
大野くんが描いたジャニーさんの絵に
圧倒的な愛を感じたんだ。

ジャニーさんの嵐への愛も
ジャニーさんの大野くんへの愛も
そして
エンタメへの愛も所属タレントさんへの溢れる愛も
どんな言葉より雄弁に伝えている。

そしてそんなジャニーさんを描いた
大野智さんのジャニー社長への深いを愛を感じたんだ。


だから泣けるんだ。
だから?うん?だからなのかな?
もしかしたら真言宗が関係して
共鳴したのかも....
知らんけど。

ジャニーさんの絵がジャニーズ事務所に飾られるのは、私みたいな部外者でも感じたジャニー社長の愛や励ましが
ジャニー社長を知らないこれから入所するジュニアの人達にも伝わるんだろうと思うとぐっとくるものがある。
そんな絵を描ける
大野智という画家としての技量と人間力を心から尊敬しています。






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