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絵本が教えてくれる同性婚。


LGBT理解増進法とは❓
正式名称は「性的指向および性同一性に関する国民の理解増進に関する法律」です。
差別禁止ありきではなく、あくまでもLGBTに関する基礎知識を全国津々浦々に広げることで国民全体の理解を促すボトムアップ型の法案です。

LGBTって何?

性的マイノリティの総称として使われています。「性的少数派」

人はそれぞれ、好きになる性別があります。

同性愛
性的マイノリティの中でも一番多くを占めるのが同性愛の人々とされます。偏見や家族への迷惑を考えて、多くの人は自分を隠して生活しています。
前置きが長くなりましたが
この同性愛者の人のことをもっと知ってもらいたーーい。そんな想いから


絵本を2冊紹介します。

この絵本のあらすじは、
パールは、学校に新しい友達が来るので
うれしくってたまらない。
どうかわたしと遊んでくれますように願うパール。
おとうさんに じゃあねと言ってる子が、マチルダ。どこんこ遊びが大好きなマチルダとパール。
次の日パールががっこうへ行くと...
お父さんにいっていますって手をふってる
マチルダ。けど、あれ?なにかが違う。
昨日とお父さんが違う。
うちは、お父さんが二人なのとマチルダは、言います。
パールがマチルダのお家に招待されて
行く前にパパが二人ってどんなだろう?といろいろ想像しますが、行ってみたら
うちのパパとママと変わらない家庭だった

そんなお話です。
マチルダのふたりのパパもパールの両親も顔は、見せてないんです、この絵本。そこがとても良いなと思います。

2冊目は

ペンギンたちは、毎年決まった季節になると
女の子ペンギンは、男の子のペンギンを
男の子ペンギンは、女の子ペンギンを意識し始めカップル誕生となるのですが、
ロイとシロは、どちらも男の子。
いつも仲良く一緒です。
ロイとシロは、仲間のペンギンたちと同じように石で巣をつくり、その巣で仲良く一緒に眠るようになり。
ロイが周りを見てみんなが温めてるたまごと似たものを見つけて巣に持ち帰ります。
それは、ただの石。シロは、その石の上にのって抱きかかえました。それを見ていた飼育員さんがほって置かれた他のペンギンカップルのたまごを探してロイとシロの巣に運び....やがて赤ちゃんが産まれる。
そんなお話です。 
これは、セントラル・パーク動物園で本当にあったお話です。自己の遺伝子を残すためだけにパートナーを選ぶわけじゃないって事でしょか。


2冊の絵本から
マチルダ一家も
ロイとシロも 他の家族と変わりません。


みんな同じという事ではなく
それぞれの家族が互いの愛で結ばれています。
普通に暮らせなくなるのは、むしろ周りの人の偏見なのではないでしょうか?
マチルダ一家もパールのパパとママがそんな家には、行かないように
と、言ってしまったら、パールは、マチルダの家族も自分の家族と同じだと気づくことが出来なかった。

LGBT理解増進法とは、
まず、パールの両親のようにマチルダと遊ぶな!とか お家に行くなんてとんでもない!
なんて言わない。と決める事。


余談ですが...

本来日本では、LGBTはマイノリティーではなくて
例えば戦国武将の武田信玄は、
1546年(天文15年)、20代の武田信玄が、6歳年下の春日源助(かすがげんすけ)に宛てたとされるラブレターが東京大学史料編纂所に所蔵されています。
他の武将もまだまだいろいろあります。


LGBT理解増進法くらいは、早く成立して欲しいと思います。


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