0626

私のああしたい、こうしたいの8割くらいは不満から来る。
気に入らないから、嫌だから変えたい。それは、その人を心から想っての言動ではない。
なんて傲慢で自己中心的な人間なんだ。
いつかは「好きだから」と胸張って言えるようになってるといいなと思う。

やり残したことがある。そう思って延長した。
やり残したこととは、多分変えること。
変えたいと思うこの感情は何なんだろうな。


克服すべき点はいくつもあるけれど、最近の敵は怒りという感情。

相手に喧嘩を売られて容易に買ってしまう。気付いたら乗せられている。少しのイライラを胸に感じながら、努めて冷静に、と思えば思うほど言葉がトゲトゲしてくる。
同じレベルになりたくないなぁ…と考えてしまう時点で幼稚なのだと思うけど、頭の中が自分を正当化することに必死になっている間はもうどうにもならない。

勘違いされていてもいい。間違いは後からゆっくりと解けばいいのだと、今になって思う。
怒りのピークは過ぎ去るのを待つしかない。怒りは怒りでしかなく、それが正しさを主張する適切なタイミングで無いことは明らかなのだけど。

不満が募っていることに加え、自分の主張は正しいのだと言える状態になった時に、この感情は怒りに変わる気がする。

誰かに不満を打ち明ける。「それは相手が悪いよ」なんて賛同されれば「そうだよね!」と言ってしまう。自分は正しく相手が悪だという自信を持ってしまった者は、撲滅に走る。
あるいは、自信を持たねば身が持たない場合もある。自分が正しいのだと信じることで己を奮い立たせ、戦場へ向かう。何の根拠も味方も無いのですぐに身を滅ぼす。

見えない上下関係が見える。対等に、がこれほど難しいとは思わなかった。
やりたいこともなりたい姿も皆違うのに、どうして比べてしまうんだろうか。