見出し画像

【ソフトボール】一球の重みを実感

ハンドボール北陸電力の銘苅選手(@handball_mekaru)のTwitter

このツイート読んでいたら遠い過去を思い出した
全然関係ないことなのに。。。笑

私がまだ日本女子ソフトボールリーグの
公式記録員に入っていた頃のこと

公式記録員の資格取得してから
順風満帆に過ごしてきた
1日2試合付けることも最終試合付けることも、
全然苦ではなくむしろそのプレッシャーを楽しんでいた

ソフトボールでは
アウト・セーフを判定するのは審判
ヒット・エラーを決定するのは公式記録員

あの1球までは楽しかった。。。

あの試合
9月でリーグも後半戦
各チーム順位も個人タイトルも
1試合1試合が大切になってきた頃

防御率トップ争いしているエース

ランナー3塁に置いての1球

わずかに外れてボール・・・
で終わるはずだったのに
キャッチャーが後ろに逸らした!

パスボールかワイドピッチか

パスボールだったら失点!
ワイルドピッチだったら自責点!

この1球の判定で防御率もトップか2位か変わる

私は普通に考えて捕れるボールと判断し
「パスボール」と判断

そして試合終了

記録員室にスコアシート持って戻ったとき
みんなの視線はその1球に注目された

「パスボールにしたか」という声が聞こえた

スコアシートに問題はなく
いつものように集計は20分程度で終了したけど、
心の中では
「本当にパスボールでよかったのかな?」
との自問自答を繰り返してた
一度付けたものを変更することができないことは
十分にわかっている

その夜夢を見た
あの1球
本当にそれでよかったのかって!

次の日、
バックネット裏の役員席で見ていた知人に
私の付けた結果について聞いてみたら、
役員席でもいろいろだったと言う
考え方は半々だったらしい
その言葉を聞いただけで心が軽くなったのも事実
本当に単純だけど。。。

そのときに思ったことは
同じ試合見ていても捉え方は人それぞれ違う

捉え方
見方
経験量
知識
判断力

いろいろなものが影響すると思う
本当はそれではいけないのかもしれないけど

この経験は私の中では本当に大きな出来事で
あれからもう10年以上経った今でも
忘れた頃にあの瞬間の夢を見る
夢を見たあとは
もっと勉強しなくては!と気持ちを引き締める

この出来事は
ずっと順調にやってきて
これからも苦労を知らずに行くであろう
私に対して神様が与えた試練なんだろうなぁ
なんとなくそんな気がしてる

人生いい勉強をさせてもらいました

そして
ハンドボール選手のTwitter読んで
このことを記事にすることになるなんて
考えてもみなかった

最近このことを忘れていたから
神様が過去を振り返えれ!って
言ってるんだろうなぁ
きっと。。。

今回も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”

2020.2.18 かりん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?