ガガショー15
・15話。オサムがヘアピンを貰う回。
・「クラスメイトはみんなスマホしか触ったことがなくてパソコンは使えない」という言葉にショックを受ける瞳。ネットでこういう話を聞いたことがあるしなんか実際に言われた事があるような気もする。最近おじさん構文が話題になっているが瞳たちも自覚なくああなっていくんだろう。「たち」が誰を含むのかは察してほしい。
・扉絵は「ローゼンメイデントロイメント」のOP。トロイメントがやってたのはもう15年も前だし、多分読んでる層の大半には伝わらないだろうなーと思いつつも入れてしまう。読み手を困らせるというか、自分の気持ちよさを最優先しているフシはある。こうやって俺たちはおじさんになっていくんだ・・・。
・ただ大半の読み手が困るような古いネタばっかり入れることは悪いとは思ってない。むしろ「今あえてこの頃の文化に触れてくるヤツが見たい」というインターネット老人会的というか、懐古的な層が私以外にも絶対いると思っていて、その数人かだけにややウケすればいいと考えている。だから私は老人になっても青い精液が出ると思ってるハルヒの事を語り続けるだろう。
・ゲッターハルヒってなんだ?
・あと「わくわくさんが聖少女領域を歌ってた」ってのはコレの事。昔のVIPで声真似をうpしてる人だったと思う。今見るとあんまりおもしろくないな…(暴言)。
・そういえばアカリは1話の時点で「キリ番を3回踏み逃げしている」って書いてるんだけどこれもスマホで踏んだのかもしれない。
・オサムの口調は関西弁。なんだけど商人風というか、平たく言うとまんまテントモンの口調にしている。機械いじりが好きという設定も後々使いたい。
・すずが使っていた紙袋は、佐賀と長崎に展開している玉屋百貨店のもの。蛾蛾にもあるんだね。フーン。こういうご当地ネタも分かる人だけが分かればいいと思って描いている。
・すずが本性を現す。すずの人格が破綻しているというのはけっこう序盤から設定としてあったんだけど、これを出すまでに15話もかかった。友達が少ないことについては前の話でも本人の口から語られているし、2話の冒頭とかを見るとまあそうだろうなと思う。(他人事)。ラー同の4人は多少人間として歪な面があるが、中で一番リアルな嫌さを持っているのがすず。マジで友達にしたくない。でも友達になったら尽くしてくれそう。
・ヘアピンをもらうオサム。オサムはラー同でも生徒会でも一番小柄で顔も幼い(設定)。すずはロリコンの気があるのかもしれない。
・生徒会の会計でもあり銭に汚いオサム。ラー同の予算をちょろまかそうとするが最後には思う所があったのか、すずに正直に語りかけるところで話は終わる。読み手をちょっと突き放した感じというか、想像させる感じにできた気がする。
・ヒキに出てきたのは生徒会メンバー×2。しばらくはこういう感じで次回へのヒキを意識して作っていきたい。
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