(雑記)エロ絵を描くときに考える事

一次創作(ガガショー)では出せていると思うんだけど、pixiv等で行っているエロ二次創作においては自分の絵柄とか作風のようなものはないと思っている。

これは自分ではペン先の設定を固定化してないこと雰囲気を原作に寄せようとしていることの二つが理由だと思っている。前者は意外と絵の独自性を見る時の要素として大きい気がする。

後者においては自分の色は必要ないんじゃないかとすら思っている。原作に惹かれたからそれのエロが見たいのであって、大元のエッセンスを尊重したい…といえば聞こえはいいが、結局のところ原作の絵柄雰囲気そのままのエロが見たいのである…。


#ゼルダの伝説 クリミア。 - かりまたのイラスト - pixiv

これを例に挙げる。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=3BzPOsFlOfM
出典:https://x.com/link82739/status/554079544978579456

比較してみると64版では「前髪で目が隠れていてミステリアスな雰囲気がある」「ポリゴンの処理で鼻が高く見える」「後ろ髪にハネがない」などの違いがある。こういうエッセンスを拾って、「設定画のクリミアさん」や「3DSのクリミアさん」ではなく「64のクリミアさん」の雰囲気を出そうとした。私があの頃熱中してハグを見ようと実機で頑張っていたのは間違いなく64のクリミアさんだから。一番情熱を注いで描けるのはそのクリミアさんだから。

余談だけどswitchのやりなおし機能、マジで便利。



#ミナモ(カスタムロボ) ミナモ。 - かりまたのイラスト - pixiv

左:修正前  右:修正後

これもそうだ。最初は設定画を見ながら描いていたんだけど、このゲームを当時プレイしていた人たちが一番見ていたのはゲーム画面、特にテキスト横の顔グラだよなと思い、顔グラやマップ上のモデルに合わせて色やツインテールの長さを調整している。当たり前のことかもしれないけど、こういう事に気付くのにだいぶ時間がかかった。

わいせつな二次創作をするならせめて原作を尊重せねばなと、自分なりにこれでも敬意を払っているつもりです。

もちろんこれは自分が決めているルールってだけなので、人に強いたりとかは当然しない。自分がやってる漫画の二次創作とか飛び上がるくらいうれしいしね。

そろそろ更新したいね。高橋あかね。



でまあ冒頭に戻って自分の絵柄とか作風について、必要ないとか言ってみたものの、コミッションとかを積極的に受けに行くならやっぱり要るよなあとも思い始めている。

絵柄を寄せたり要素を拾ったりすることと別に、「このプレイならかりまた」みたいなのがあるといいと思う。分かりやすく言うと性癖みたいな?

いつも考えるのが、pixivでも新都社でも「描きたいものがまずある」作家はいいなあというのがある。女の子をボコボコにするとか、年上の男の鎖骨を描きたいとか、そういうの。そういうものがある人達って、何を描いてもその要素を入れようとする。というかそれを描くために物語や絵を描く。私みたいな何のリビドーもないフワフワした人間とは原動力が違うのだ。

私のpixivは、描いてきた期間の割にはフォロワーが少なくて、これは当然絵が下手なのもあるけど、「この人間はこういうプレイが好きなんだ」みたいなものが透けて見えないのも大きな原因だと思う。描くキャラもプレイもバラバラ、それでも人を吸引できるような画力もない。

ガガショーにおいては今以上の画力は必要ないと思っているが、やはり「描きたいもの」を押し出していくのが大事だよね…。

「かまくらぱふぱふ」は好きではあるんだけども。暇な人は調べてみてね。


心ばかり若いつもりでいるが、時間も有限ではないので、この先もコミッションを続けていくなら「自分の色」を出していかなきゃいけないなと思った。

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