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ガガショー20

〇20話。生徒会が全員そろう話。この話は書かねばと思いながらも上手い形に落とし込めなくて、プロットを書いている文書ファイルの日付を見たら9月の上旬から悩み続けていたみたい。今のところ一番難産だった回になる。・生徒会全員のキャラ立て・会長の性格付け・会長(生徒会)の今後の方向性、オサムの現在の胸中みたいな部分を描きたかったので大変だった。

・あと初めてラー同が全員登場しない話になった。生徒会陣営も描く以上はラー同の面子に負けないくらい好かれるキャラクター達にしていきたい。なんならブラビとポケビみたいに投票で廃部か存続か決められるくらい拮抗させたい。嘘だけど。

・そういう意味ではオサムを半分ラー同として活動させててよかったと思う。全く知らんキャラクターだけの話って読む方からしたら地味にストレスかかるよな。オタ談義部の話は描いてるだけでもしんどかったし。いやあれは別のところに原因があるな。

・描いてて思ったんだけど、今後生徒会メインの話を並行して描くにあたって、2つの並行した話どちらにも登場する存在ってのは面白いかもしんない。「からくりサーカス」のギィみたいな。最初からそういう話として描けばよかったかもな。


〇以前から顔だけ見せていたソーサリーや生徒会長にスポットが当たる。ソーサリーは日本語が分からないおもしろ外国人枠(?)、会長は気弱枠(??)。

・この会長のキャラクターというのが自分の中で全く定まらなくて、完璧だけど天然ボケだとか、堅物だけど無意識にお色気ハプニングに巻き込まれるみたいな、どこか抜けたところがあるエリートみたいな形で色々考えてたんだけどどれもしっくりこなかった。あまりに仕事ができて完璧すぎる人間だと、なんで速攻ラー同を潰さないのかとかいう理由付けも必要になってくるし。

・そう考えた時に会長という立場とのギャップも加味して、実は気弱で悩みすぎーな会長という感じになった。一応自分の中では最適解が出せたと思う。ソーサリーの鶴の一声で言いくるめられてるし。

・ソーサリー・ディスカビル。現時点では正直そこまで深くキャラクターを考えていない。アカリの時も思ったんだけど、あえてしっかり人格を定めないことで今後の展開への余地を作っておくというか。創作である以上全てのものに必然がないといけないとは言うけど、どうにでもなれるイーブイのようなキャラクターもアリだと最近思い始めてる。プログラムで二つの変数の交換を行う時に使う3つ目の変数みたいな便利さ。・・・全然芯を食ってない例えをしてしまった。

・むっちりしている百合ヶ咲とは逆にスポーツマンのような引き締まったボディライン。胸はない。格闘技が使えるらしい(余地)。


〇会長にラー同と瞳にこだわる理由を聞くオサム。オサムの性格的にまだるっこしいことはしないと考えたら会長に直で聞くはこびになった。しかし会長は理由は言えないとのこと。なんだろう。

・オサムは生徒会活動中は眼鏡で前髪を上げて半纏を着るスタイル。というより「ラー同にいる時だけ髪を下ろしている」になるな。こっちが自然体の姿なので。百合ヶ咲とはケンカがたえないよう。

・胸ポケットからチラチラ何かが見えてる。何が入ってるのかしら(伏線で使うかも)。

・あとこれまでの話で全く描写していないんだけど、オサムは生徒会の中で一番の新入りである。全員揃う会議も初のようだ。周囲から顔が割れていないことと、新入りだからという部分で偵察係にされたっぽい。やな組織。


〇地味子もとい陽菜。華奢で中学生くらいのスレンダーさ(婉曲表現)と、しぐさの可愛らしさを意識して描いている。あとソーサリーの通訳をこなしているので実は頭もかなりいいんだと思う。前話で初対面のすずからも地味と言われてたのでよっぽど地味なんだろうな…。お金あげるからメッシュでも入れておいで…。



生徒会デザイン

〇全員揃った設定画。前も言ったけどその場で考えたラー同とは逆に生徒会はしっかり設定画を作った。すずのようにツッコミ役になるだろうキャラは後頭部のアップが多くなるために、アホ毛とかで特徴を持たせるようにしている。

・こだわりとしてはスカートの丈やソックスの長さ・体の肉付きも各々変えてる。目の描き方も5人全員違う。

・あと名前。ガガショーのキャラは直感でつけてるとか前ほざいてた気がするけど、生徒会の面子は仮面ライダーカブトからパクっている。

花寺愛←道総司、影山オサム←影山瞬、百合ヶ咲香←間大介、加賀美陽菜←加賀美新、ソーサリー・ディスカビル←神代剣(本家はイギリスの名門ディスカビル家の御曹司という設定)ってかんじ。ソーサリーは「スコルピオ」をもじった名前にしようと考えていたけど性格が悪すぎるのでやめた。(言っている意味が気になる人はレンタルして観てくり。)

・登場する順番にも気を使っていて、分かる人は影山と加賀美でン?っとなって、最後のディスカビルで確信できるようにしてる(仮面ライダーカブトだけに登場するオリジナルの苗字なので)。いやもう十数年前の番組なんだから分かる人なんてごくごく一部なんだけど。それからさらにガガショーを読んでる人なんて何人いるのって話。ベン図にしたら太陽と牛乳瓶のフタみたいになる。でもこういうものを描いてる時が一番たまらない。

・余談だけど仮面ライダーカブト、語るとしたらまさに上のツイートの通りである。観た人100人中100人が同じ評価をくだしそれからファンになるかアンチになるかってだけの違い。ただ脚本を補って余りあるデザインと戦闘演出の良さは本当に凄い。主人公がカウンター主体の戦法でライダーキックもカウンター回し蹴りってのはカッコよすぎる。この頃は本当に良かった・・・(いつもの)。

・ちょっと待って、さっきからカブトの話しかしてない。


〇togetterまとめ。しれっとガガショーの名前が載ってる。うれP。アップしている以上、やっぱり見てくれる人は多いほど嬉しい。

・しまぶーが単行本のおまけで、「無人島で誰からも見られることなく漫画を描き続けられるか?」ってことを語ってたけど、私は絶対に嫌だな。人間は嫌いだけど、創作物はみてほしい。これって聞いたことあるぞ。確か…

・赤城博士「ハリネズミのジレンマね。」


・・・・ウーン?ハリネズミだったっけ?


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〇↑会長のキャラを探っていた形跡。みんながケンカしてると不機嫌になったりおっちょこちょいでパンツを見せたりしている。こっちにしなくてよかった。

・漫画を描くときはおおまかなプロットをメモ帳やワードファイルに起こしてからA4のコピー用紙にネームを描くやり方を取っている。ただこれをしても結局本描きの段階でも展開を変えたりする。良くないと思ってるんだけど実際に描かないと見えてこない部分が多すぎて…。

・どんどん作画にかける時間が長くなっていく。もっと雑にパッパカ描いていきたいんだけど、なんか絵の崩れの許せるラインが自分の中で日に日に厳しくなっていっている。よくないなぁ。

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