伏線メモ
※38話ネタバレ注意※
◆瞳と会長の関係
〇瞳を避ける会長
・38話にして初めて接触する二人。35話では露骨に瞳を避けようとしている。この二人(というより瞳→会長)が出会ってしまうことが物語において一番大きなポイントだったので、二人を出会わせずに話を進めることが一番しんどかった。早く楽になりたかった…。
〇あいつ
・13話より。瞳はガガショーに来る前から高校生になる知り合いがいることを仄めかしている。
〇好きなアイス
・2話と25話より。どちらも好きなアイスはミルクック。姉妹なので嗜好が似ている。
〇性格
・20話と24話より。どちらもその性格を「デリケート」と表現している。
・ついでに設定より。姉妹なので顔の傾向も似てたりする。
〇ピアノの音
・16話より。瞳の弾くピアノに聞き覚えがある会長。38話で言っているように、おそらく小さい頃に彼女から弾いてもらっていた曲だったのだろう。(でもここで弾いてたのさくらんぼキッスとか言ってなかったか?何聴かせてんだ)
〇視線
・27話扉絵より。1年前のラー同の様子として、すれ違う地味子(?)に目線をやる瞳を描いている。しかしそれはミスリードを狙っていて、瞳が見ているのは隣の妹らしき人物の方。学生への憧れから地味子を見ていたわけでなく、地味子の隣にいる妹らしき人物を見て自身の妹に想いを馳せているって感じ。
〇名前
・酒盛瞳と天花寺愛。
・瞳と愛。
・瞳とEye。ただのおやじギャグだけど。
〇都会っ子
・8話と21話より。どちらも都会っ子の様子・・・ってこれは無理があるな。正直これはこじつけ。
・自分としては引っ張るほどのギミックではないというか、読んでる人にも何となく察しは付いているだろうと思いながら描いていた…。とりあえずこういうのを抱えながら描くのは心臓に悪い・・・・。
◆瞳の存在
[ 312 ] 瞳ちゃんは蛾蛾商の学生?大人が同好会に入り浸ってるようにも見える <2021-09-29 21:17:23> S2IWHgy/P
個人的に一番ヒヤッとしたコメント。実際その通り部外者の大人が同好会に入り浸っていただけだったんだけどそれを書くわけにもいかないから、「28歳だけど1年生だと本人は言い張ってます!」と信頼できない語り手のような返事をせざるを得なかった…。
・「瞳が学校全体でどう思われているか」と「瞳は1年生(らしい)」という事を補強するために前回挟んだシーン。作為の塊のコマ。この描写が「会長が瞳を身内と思われたくない」「瞳はガガショーの学生(実際は違う)」と読み手に思わせることに一役買ってたらいいんだけど…。
◆校則
・第4条を根拠にして会長はラー同を潰そうとしていたけど、問題だったのは第1条のほうだったというミスリード(?)。ちなみに2条と5条はなんの意味もない。
・33話で瞳を追い出す方法に気付いた会長のシーン。一応入部届が落ちてる(クソどうでもいい前フリ)。
◆天気
36話から続いていた雨が38話で晴れる。ベッタベタだけど作中の展開とシンクロさせている。
実際の晴れを描くコマがなかったのでコメントお礼絵にて。破いているのはオサムが出していた生徒会辞表。
TOP絵はその続き。こういう盤外戦術みたいなのが好きなのでついやっちゃう。
◆ユニフォーム
・35話で「5人目に着せればいい」と脱ぎ捨てたユニフォーム。38話のラストでしれっと着ている。オサムがラー同のユニフォームと生徒会の腕章の両方を付けていることで、瞳の校則を変える計画がうまくいったことを表している。にしてもオサムはよく物を貰うなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?