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ガガショー59と56

ガガショーラーメンドウコウカイ (fc2.com)

59話。56話のタイミングで先行59話。本編放送中に劇場版で先行最終回を流した龍騎みたいなノリで(分かりにくいネタ)。中で触れている通り、私krmtはバイクの整備とかなんかもう・・・とにかく色々していた。「レッドバ〇ンに頼む工賃よりも工具買って自分でやった方が安上がりだな」と思って、スプロケ(バイクを速くする部品)を取り換えたりチェーンを取り換えたり、メルカリで大型バイクを買ったり、それに乗るために大型二輪免許取ったり、買ったバイクをまた整備したり車も乗り換えたり・・・。細かく描くとこんなものじゃないくらい色々細かい事をしていた。ガガショーを読んでる人には興味ないと思うが、半年ほど趣味らしい趣味というか、人間らしい生活をしていた。

・そうやってバイクを弄ったりしてて思ったのが、「絵ってなんてタイパが悪い趣味なんだろう・・・」という事。特に趣味らしい趣味を持たずに生きてきた人間なので、「絵以外のことってこんなに簡単なんだ」とビックリした。何が言いたいかって、「タイヤを交換する」「チェーンを外す」みたいなことって終わりが明確なんですね。分解図やYoutubeの整備動画を見ながらやれば絶対100%の正解に辿り着ける。「部品を外して付けたら完全に終わり」というとても分かりやすいゴールがある。自分はゲームもやり出すとコンプリート要素とかも回収しないと気が済まないタイプなので、絶対終わりのない、達成率100%にならない(思えない)絵を描く作業とはとても相性が悪いのだ・・・。バイクを弄るようになって確信した・・・。この凝り性もまた更新が滞る理由である。

・ちなみにコッ〇ーの声は高橋のほう。



ガガショーラーメンドウコウカイ (fc2.com)

続いて本当の56話。カレーを作る話。

・今回の話は、13話(瞳過去編、調理部初登場回)、6話22話(ラーメン、マリトッツォ)、8話(セミ太郎回、すずが「なつかしい」と言っている湯切りが出てくる)、15話(オサムのクッキー、汎用家事手伝いロボットが製品化に至らなかった事について触れられている)、23話(オサムが一人暮らしのことについて言及がある)など、一番読むにあたって過去回の知識がいる回になった。読んでなくても別に問題ないけど。15話のオサムの発言はカリーナ掘り下げ用の布石として置いていた。次世代ワールドホビーフェアか何かで見たんだろうね(コロコロキッズ)。

・両親が蒸発している事については初めて言及している。これもそのうち拾うことになるかも・・・(何年後の話?)

・表紙は黒執事のパロディ。黒執事はこの高い位置からお茶を淹れてるシーンか手袋食ってるやつの印象が強い。

・じゃがいものページはもっと勢い重視にすればよかったかも。このページで前ページの勢いが削がれてる感じはある。以前はストーリーや台詞よりも話全体の読みやすい流れを意識していた気がする。自分は台詞の書き出しからプロットを始めるんだけど、コマ割りから先に作ってそこから枠と流れに合う台詞を作っていくやり方もいいかもしれないね。中身のないこの漫画だから出来るやり方。

・「トルネードは独りではない」というオサム。第一部を通してこの台詞を言うのは、過去の自分に言い聞かせる意味でも彼女が適当だと思った。



☆バレンタインまんが☆/krmt - バレンタインアンソロジー2021 / みんな - ベータマガジン - Web漫画とWeb小説の新都社 (neetsha.jp)

・トルネードに対して「カリーナが作った」と小さな嘘をつくオサム。バレンタインの読み切りでもそうだったんだけど、「人のために自分がちょっぴり損するウソをつく」っていうシチュエーションが好きなのかもしれない。バレンタインの読み切りも今回のも、「本人が作ったチョコは渡せてない」「結局カリーナは何もしてないし今後も出来ないまま」と、どちらも話として根本的な解決にはなっていないんだけど、それはそれでいいんじゃないのかなぁと思っている。出来ない人が出来るようになるのはいい事だけど、どんだけ頑張っても人には無理な事もあるし、弱い人だって絶対強くなれるわけじゃない。現実がそんな調子なんだから、フィクションの中でくらいそれを肯定してくれる人たちがいていいと思う。私が描く漫画、それこそが私がみんなにつくウソだ。なんちゃって。

・今回は楽しんで描けた。日曜の夜にネームを切り月火水3日で完成した(プロットは昔作ってたけどね)。少し睡眠時間を削ったけど全然仕事しながら描けることが分かって良かった。更新頻度を上げていきたいね。
Youtubeもそろそろ撮らなきゃ…(毎度のやつ)


・眠れない夜なんかはガガショーを1話から読み返したりするんだけど、内容を忘れてるのもあって初期は正直めちゃくちゃ面白い(自分で言う)。自分で描いてるからこそ自分のツボにピタリはまってしまうのだ。なんてエコロジーな人間なんだろう。第一部は無職で時間の使い道に困りだした頃に描き始め、構成とか後の展開とか評価とかを深く気にせずとても楽しく描けていた。再び社会人に戻った今の自分には多分これを超える勢いはもう出せないだろうと思う。だからこそ面白いギャグが降りてくるのを延々と待つのではなく、初期から付き合ってきてくれた人たちのためにもともと予定していた、責任のある終わり方をさせることが大事だとも思った。当初の予定の最短ルートで突き進んでいくとして、残り30~40話くらい。期間が空いたりして読んでる人がかなり厳選されてきた感じはあるので、これ以上脱落者を出さないようになるべく小まめに更新したい。まだ読んでくれているみんな、本当にありがとう。これからもよろしくね。












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スクロールしてもなんもないぞ。















↑ゆっくり紀香。

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