内申点って大事らしいよ

中学受験を不合格で終え、なぜかそのまま塾に通い続けている長男。4月になって中学校生活が始まった。

小学校の時にやっていた吹奏楽(ユーフォニアム)をそのまま続けるのかと思いきや、卓球部に入った。スポーツとは無縁だったくせに真面目に部活に出続けて団体戦のメンバーとして県大会に出るくらいには頑張ってた(試合には出なかったけど)。すげえな。私の人生に県大会があるなんて思わなかったよ。

部活は真面目に頑張っていたけど、肝心のお勉強の方はというと早々に躓いた。というか慣れない中学校生活に塾。中学部になって更にハードモードになった宿題。そして学校のカリキュラムガン無視のカリキュラム。私でも嫌だよそんな生活って感じだった。でも今回は自分で行くといった手前辞めたいとは言えないようで、なんだかんだ言いながらさぼらずに通っていた。

周りのお母さんや職場の人から「内申点重要だからね」と言われていたので長男にも「内申点は大事だから、課題はきちんとやるように。テスト勉強もきちんとやれ」と何度も言った。相当言った。でも結局長男がその意味の重要さを知るのは中3の1月だった(遅すぎる)

この辺の公立高校の入試は基本的に「内申点+当日の点数」で合否が決まる。これに加点(生徒会長をやったとか部活で優秀な成績を納めたとか)がある高校もある。

よっぽどの進学校だと「内申点も加点もなしで当日の点数のみ」というところもあるのだけれど大抵の高校は内申点を見るし、内申点は1.5倍で加点なんてところもあったりするのだ。

これから高校受験を控えている小6から中2のお子さんをお持ちの人がいたら絶対に各高校の募集要項を見てほしい。できればお子さんと一緒に。行きたい高校が決まっていなくても、近所で有名な(偏差値が高いとかだけではなく楽しそうとか○○部が強いとか)高校があったらその高校の募集要項を見てほしい。そうすると自分は中学校で何を頑張ればいいのかがわかるので。

例えば、内申点の加点が大きい高校ならテストもそうだけど提出物をきちんと出すだけでも3が4になるかもしれない。

課外活動の加点がある高校なら部活とか委員会とかを頑張ってみてもいいと思う。

資格系(英検・漢検・数検)の加点があるならチャレンジしてみて。

それだけで少し余裕が生まれるから。

長男は、希望した高校の目標内申点に少し足りないくらいだった。中3の1月に内申点の大切さを身に染みて感じて言ったのだ

「俺、次男には内申点が大切だって本気で伝える」


だから、言ったのに。私は3年間言い続けたよ。。。

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