【断髪小説】俺の彼女①

僕達は社会人2年目のカップル!
学生時代のバイト先が同じで、そのときは何も意識はしていなかったのに…1年前、偶然帰り道で会い、そこから何度かご飯に行き、付き合った。

だけど1つ悩みがある
週末のデートは
いつも彼女は遅刻する
はじめの頃は、笑って許していたけど…

どんなに遅刻をしても、
必ず自慢のロングヘアーのアレンジや綺麗に巻いたりして、待ち合わせ場所に来る…

俺は、刈り上げフェチでいつか彼女の髪の毛をバリカンで刈り上げたいと思っている!

明日は1年記念日!
あまりお金のない僕達は、
少しだけ奮発して、ホテルでランチをし
そのままデイユースで17時までホテルに滞在する予定だ!

ランチは11時からの予約!
10時45分に大阪駅の桜橋口で待ち合わせとなった!


明日は、絶対に遅れないでね!

わかってるよ!
もう今日は布団だよ。
目覚ましもセットしたし、大丈夫。

それなら、良かった!
でも一応、起きたらLINEする

はーい!
もし遅刻したら何でも言うこと聞くわ
では明日は1年記念日!
また明日!おやすみ



朝8時


おはよう



既読はつかない…
彼女の家から逆算して準備の時間を考えると…あと30分以内で起こさないと……

電話をかける…
繋がらない……


おはよう


起きて


そうLINEを送り、俺は彼女の家に向かった!

9時25分

ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン

ダメだ…
何度も電話をかける

10時20分

着信…

彼女「ごめん。今起きた。目覚ましで起きたのに2度寝してた……」

俺「とりあえず準備して。髪の毛はセットせんと来て…」

続く…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?