【断髪小説】俺の彼女②

11時
彼女「ごめん。お待たせ」

俺「よし、じゃあ行こう」

30分前…
俺「もしもし11時に予約していた○○です。すみません。ランチの予約キャンセルでお願いします。デイユースはそのまま利用したいのでキャンセル料はそのときに支払います」

もう1件電話をかける…

俺「もしもし、○○です。今日って予約できたりしますか?」
床屋「ちょうどキャンセルあって!11時20分からならいけますよー」

俺「ありがとうございます。僕じゃなくて彼女のカットでお願いします。髪型はあとでお店のインスタに送っておきます」

床屋「承知しました。お待ちしております」

俺はインスタから保存している投稿から1番お気に入りの刈り上げボブの画像をスクショして送った。


画像

襟足を刈り上げた刈り上げボブでお願いします!

画像ありがとうございます!
こんなおもいきっちゃっていいんですか?

遠慮なくバッサリお願いします!

刈り上げの長さは相談しながらできたらと思います。
では、のちほどよろしくお願いいたします。


彼女「ねえ怒ってるよね…ごめんね」

俺「○○さー、昨日遅刻したら何て言うてたっけ」

彼女「何でも言うこと聞く…」

俺「じゃあ、今から行くとこ着いてきて」

電車に乗り、大阪に移動し
予約したホテルとは反対側に向かって歩いていく…

彼女「ねえ、どこにいくの?」
俺「さあね…お楽しみに」

5分ほど歩きサインポールが見えてきた…

彼女が引きつった顔で…

彼女「ねえ、まさか…」

俺「はよ来いよ」

床屋「こんにちは。いらっしゃいませ。どうぞ」

続く

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