今、狩猟を始めたいあなたへ 1 *狩猟*

これを読んでいるあなたは、僅かながらでも“狩猟”というものに興味のある方、狩猟免許の取得を検討されている方とお見受けします。
そこで、狩猟免許保有者(第一種・わな)の視点から「実際どうなの?」をまとめていきます。

狩猟免許の難易度

結論、その時々によって変わります
狩猟免許の試験問題は都道府県共通ではないこと、過去問も存在しない(おそらく)為、難易度はまちまちであると考えた方が良さそうです。ただ、一般的には難易度が低めであると思われます。

実際、私が試験を受けた際(地方&田舎)は筆記試験の合格率は90%でした。しかし、別の事例では筆記試験でかなりの数が落とされたこともあったようです。

問題は狩猟読本や例題集から出題されるため、難易度に惑わされず余すところなく学習することが合格への鍵になります!
詳しい試験の解説は別の機会に!

実際、狩猟はじめるのってどうなのよ問題

いち狩猟者である私の考えですが、これから狩猟免許を取得する方、取得を前向きに考えている方、大歓迎です。しかし、狩猟にはそれ相応の時間とお金が必要となることは紛れもない事実です。そして、猟だけで食べていくことはほぼ不可能です。

例として、第一種狩猟免許を取得して散弾銃を所持する場合、実際に手にするまで少なくとも約半年、6〜7万円近い金額(銃の購入代金を除く)が必要となります。
定期的な射撃練習も必要なため、ランニングコストがかかる点も要注意です。その他にも身辺調査や警察との面談があるのも忘れてはいけません。

今回は第一種狩猟免許とその所持許可を例に挙げましたが、他の猟具を使用して猟をする場合も様々な費用がかかります。
知り合いに狩猟者がいれば知り得る内容ではありますが、いない場合は費用面の情報はあまり目にする機会がないかと思います。(実際私がそうでした)

趣味としての側面が大きい狩猟ではありますが、やはり費用がかかる分達成感も大きいものであると感じています。無理なく続けることができる猟法を選択することが、長く続けるポイントになるのではないでしょうか。

それを踏まえ、検討されている方は“何を” “どの猟具でとりたいか”を明確にする必要があるでしょう。

金銭面というネガティブな要素にスポットを当てましたが、ポジティブな要素もたくさんあります。この記事が新たな扉を開く一助になればと思います。

to be continued…

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