レガシーのリアニメイトの話

今年レガシー参入の新人です。


リアニメイトの記事がなかったのでBMOを目標に2022年5月から2022年8月までの経緯と現在のリアニメイトの立ち位置について、自分の頭の整理を兼ねて書いていこうと思います。
途中の記事はリアニというより大会での経験値の積み方になっていますが、ご了承ください。

最初にリアニメイトとは納墓や信仰無きものあさりなどで自分の墓地に大型クリーチャーを捨て、再活性や動く死体などで墓地から釣り上げて大きなアドバンテージをとって勝利するデッキです。

メインの動きとして墓地を対策せいているカードが少ないため、メインの勝率はかなり高いデッキとなっています。ですがサイドに関してはいろんな妨害カードが入ってくるため、そう易々マッチには勝てないデッキです。
使っていて意外と奥深いデッキだなと

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1.2022年5月に初めて組んだ時のレシピ

クリーチャーを納墓で墓地に落とす前提で組んでいるためかクリーチャーの枚数(特にグリセルブランド)がいろいろ入っています。サイドに関しても、1積みが多く定まっていないことがわかります。
また後述で出てきますが、思考囲いの枚数が大分少ないレシピとなっています。

その後レガシー神挑戦者決定戦に向けて調整を開始
その時からリアニあるある「メインは勝てるがサイド2回落として負ける」
ということがよく起きていましたが気にしていませんでした。
正直「ブッパするデッキだから初手が弱かったからまけた」、「相手の墓地対策の引きが強かった」くらいの感想でした。

7月19日レガシー神の結果

ジェスカイコントロール✕
スパイ〇
スパイ ✕
バントミッドレンジ✕
スニークショー〇
デスタク〇
なにか✕
URデルバー✕
3-5と散々な結果でした。


その後も晴れる屋TCの平日大会で1-2や0-3などほとんど勝てない時期が7月中旬まで続きました。
その時になりなぜ勝てないんだ?と振り返ってみました。
考えた結果何点か明らかにダメな点が出てきました。(基本的には当たり前のこと)

根底としてMTG、特にレガシーは古いフォーマットのため、今年やり始めた人間が一番足らないのは「経験」であるという結論でした。
片や10年などやっている方々が多いフォーマットなので、こちらが知らないことを相手が知っていることが多いです。これを埋めない限りわからん殺しされて終わります。

詳細は以下に記載。
① 相手のデッキを知らない
これが最大の要因でした。大会やMOの入賞レシピを見ながら見ているつもりになっていた。

これは7月19日から記事を書いている8月18日現在で20回ほどお店の大会参加して、少しでも知らないデッキを減らしてい行きました。
また負けた試合は相手のデッキでどう対策されたかなど聞ける範囲で聞いてみたりもしました。皆さん親切な方なのでかなり情報を仕入れることができました。おかげで対面に知らないデッキが来ることは少なくなりました。

② ①により自分のデッキに対し何を入れてくるかわからない
1につながりますがサイドボードからなんの墓地対策を何枚程度いれてくるかがわからず、自分のサイドボードから何を入れたらよいかわからないです。(虚空の力線、外科的摘出、忍耐、墓堀りの檻、封じ込める僧侶等々)

③ 自分のデッキとサイドボードとのバランス
上記2点からどのカードを入れて、後攻or先行ならどのカードを入れるか、相手の墓地対策が何ターン目だからこれを入れるなどをはっきりさせていくこと、またそれにより自分のデッキが崩れないようにするというバランス(正直これは今でもできていない気がします)。

2.その後8月8日のレシピ

画像2

■ 変更点
①.   基本土地(山の増加)
BADLANDSがあまりにも割られるため、山を追加。
問題点はプリズンへの対策にはならず極稀に黒が発生できないことがある。

②.集団的蛮行
信仰無きものあさりを減らし代わりに採用
横浜のリアニの方が入れていたため4枚で試したが、ものあさりがないと技術的にうまく回せなかったため、2枚で採用。
封じ込める僧侶がわりと簡単にメタれるのは大変ありがたいです。

③思考囲いの枚数増加
メインの墓地メタは外科的摘出、忍耐が多かったため枚数を2or3で調整しました。クリーチャーの枚数との兼ね合いで2のことが多いです。

④サイドボード
山を入れた兼ね合いで赤が消えることが少なくなったため、摩耗/損耗を4にし、静寂は0とした。単純に静寂は置くタイミングを間違えて負けることがありそうだったのも理由です。
問題は白マナがデュアランとペタルのため、赤プリズンに多く積まれている虚空の力線がきついことだが、相手のカードをリアニする前提で動くことで多少緩和されます。

⑤別館の大長
メインに入れていたがサイドに変更しました。
正直このカードは今でも入れる必要があるか疑問ではあります。

■ サイドボードは以下をメインにメタを張っています。
・イオナ
単色のデッキ(グリセル、セラの使者と交換することが多い)
URデルバー、スニークショーなど足回りやバウンスに青が多いもの
大体どのデッキにもサイドから入れます。

・思考囲い
コントロール全般、コンボ全般
サイド後は墓地メタを抜くためのカードですが、サイド後の後攻の場合枚数を調整する可能性があります。

・墓地メタ
ミラー、スパイ、ANT、特に棺の追放は納墓で落として使用できるのでハンデスに耐性がつくのは評価高いです。

・虐殺
ほぼデスタク専用。場合によっては封じ込める僧侶が入っているバントやジェスカイにも3セット目などに入れることあります。

・別館の大長
ANT、デルバー、エルフ、コントロール。
メインは公開からの外科的摘出、意思の力の牽制ですが、出しても相手の足回りが悪くなるので、強い時もありますが、すぐフィニッシュに行けないため、そこそこの強さといった感覚です。変える候補筆頭。

その他検討されたカードもありましたが、
明確に答えとして言語化できなかったので採用を見送りました

3.このレシピからサイドにチャレンジ枠5枚を入れた構築で8月13日の大宮の大会に参加しました。

メイン
悲嘆→灰燼の乗り手
メインから置物(全知や虚空の杯など)に触れるのはえらいですが、
基本は残虐な執政官の劣化になるので、本番は採用見送り。

サイド
紅蓮破
青に有利にはなるがそもそも不利ではないのでそもそもいらない。

ダウスィーの虚空歩き
棺の追放の枠を捨てて入れたが、すでに墓地にあるものは対象外のため、そこそこ抜けるため本番では採用見送り。

要塞の計略要塞の計略
赤のショーテル。ハンデスから入れば使えると思ったが手札にクリーチャーを引き込む必要があるため、採用見送り。

画像3


不戦勝
ペインター(8cast) ✕〇✕
デルバー〇✕〇
オムニテル〇✕〇
ID

結果 3-1-1

SE
スニショ〇〇
ANT〇✕✕
高愛称のANTにヌルキープして負けました。。。
他の面子のデッキも愛称的にかなり勝ちやすかったので詰めの甘さも含め、もったいない結果になってしまいました。

チャレンジ枠の5枚はほぼ使わなかったのと刺さる相手がかなり限定されるのでBMOでは採用を見送る予定です。
メインの灰燼の乗り手も刺さる場面がなく、このカード自体もフィニッシャーになりづらいので本番は採用見送りに決定しました。

最終的なBMOのレシピ

画像4

結果

レオヴォルト✕〇✕
1set目
1マリ先行悲嘆から何もないことを確認し、納墓でグリセル。
2T釣ろうとしたら忍耐orz

サイドイン
暗黒の儀式→思考囲い1

2set目
思考囲い2、悲嘆から安全にグリセル着地して価値

3set目
ハンデス一枚から二枚忍耐があり、
一度打たせてからライフ6からグリセル釣ったらレオヴォルトを返しに出されててドローできず、ライフリンク足らず負け。
落とすのは残虐の執政官かセラの使者でよかった。
手札が1とかだったので引きたくなってしまった。

土地単(身内)〇〇
身内げー特になし。

デルバー〇✕✕
1set目は思考囲い、ペタル二枚、再活性、沼2、納墓、とかでぶんぶんして勝ち。
2set目はダブマリから納墓をカウンターされ、その後の暴露自分、リアニもサージカルで終わり。
3set目はダブマリから思考囲いにウィル、その後納墓をサイドウィルされて何もなくなって負け


ペインター○〇
相手の石をドレッジで割って勝ったことしか覚えていない

赤サルベイジャー〇✕✕
1setはハンデスから入って何もないことを確認したのでリアニ通して勝ち
グリセル1、

2set
力線入ってるとは知らず死

3set
力線貼られたが、手札暗黒の儀式2、土地2、残虐の執政官、ハンデスだったので素だしプランでハンデスだけしてたら上から難題の予見者出されて執政官抜かれて死亡

赤プリズン○✕〇
1set目は先行悲嘆でバウンス捨て、ペタル、返しに1チャリスにスタックで納墓でグリセル、釣って14枚引くがなんもなくハンデスだけしてエンドしたが、さすがに7点飛行は止まらず。

サイド
グリセル1、思考囲い3、暴露1→摩耗/損耗4、イオナ

2set目は黒力線二枚張りで相手のクリーチャー釣ろうとするもハンデスしたらなんもいなくて終わり

3set目
力線一枚張りで1t摩耗/損耗で割り、返しにリチュアル、納墓、イオナ釣りが通り勝ち

7回戦 緑ポスト〇✕✕
特になし。トリマリ二回は無理

8回戦 スニショ○〇
ハンデスしてたら勝った

9回戦 デルバー✕✕
後攻相手媒介者エンド
1set 囲いから見たらデイズしかなかったのでデイズ抜いたら上からブレストで手札わからなくなる。
案の定ウィル握られて負け

2set 1マリからハンデスしたらウィル2、サージカル1、媒介者1、デルバー1とかで全部使わせたところでこっちの手札尽きて負け。

最後まで行いましたが4-5と不甲斐ない結果。

■クリーチャー選定
別館の大長はやはり不要
一部効くデッキはありますが、基本的にフィニッシャーにはなることが少なく、わりと盛り返されてしまうことが多かった。
後白カウントが邪魔。

■悲嘆と残虐の執政官の枚数
その前の月からスニークショーに多く当たっていたこともあり、
残虐の執政官を多く積んで挑んだ。
もともとかなり有利マッチのため多く枚数を積む必要はなかった。
逆に悲嘆は大宮の大会でANT相手に悲嘆想起からリアニメイト悲嘆したせいで負けたことにより、数を減らしたが、0マナハンデスの増加として多く積むべきだった。

■デルバーへの対策がしっかりされていない
一番多いであろうデルバーへの対策札があまりにも少ない。
正直虚空の力線でもよいかとも考えたが、その前にそこそこ勝っていたため枠を取らずガードがあまりにも緩かった。

あと知らないデッキにしっかり負けているあたり、知識不足も原因です。

大会後調整した結果


画像5

このくらい極端なほうがうまく回せそうだと感じたので、次回のエタパ(12月?)に調整していこうと思います。

駄文ではありますが以上となります。
また機会がありましたら記載していこうと思います。

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